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テーマ:今日の香り(361)
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『予告ですよ!』やっと仕事がおちついてきたので、ようやくの事ですが、2周年記念の企画を発表いたします。今回はちょいっとコスト(経費)が掛かってしまったので、オークションというスタイルを取りたいと思います。但し、これだけの日にちを掛け、皆様からお金を頂戴するには、そんじょそこいらの商品を持ってくる訳ではなく、「ほっほ~」という言葉や「なるほどね」なんて言葉が聞かれる商品を出品する予定です。(さすがに発売前の商品は各メーカー側から却下されましたが・・・)もちろん1円からスタートするので、末恐ろしい結果になるかもしれませんが、視聴者プレゼント的な意味合いも込めておりますので、乞うご期待くださいませ。詳しくは、次回辺りの日記にて。
という事で、本来の日記の方に話を戻しましょう。 まずは、情報から。 業界筋で話題の「ドルチェ&ガッバーナ」。皆さんの知らないところでは、ライトブルーの争奪戦なんかが繰り広げられている訳なのですが、未だ新定価を知らない方が多いので、こちらをご覧ください。 8月1日実施 ライトブルー EDT25ml 5,355円 ライトブルー EDT50ml 7,770円 ライトブルー EDT100ml 9,870円 プールオム EDT40ml 5,040円 プールオム EDT75ml 6,720円 以上 上記でお気づきかもしれませんが、他のアイテムは???と思った方。鋭い!全て廃盤予定との事。プールフェム・By・マスキュリン・フェミニン・シシリーをお使いの方は至急買い溜め、もしくは新しい商品に移行する事をお奨めいたします。 廃盤といえば・・・ 売れない商品では無いものの初っ端の華々しい誕生が夢のように思えるこちらの商品。生産終了との事で、だらだらと完売するまで、ネットショップでは売られつづけると思いますが一応記憶にとどめておいてください。 完売といえば・・・ という事で、既にメーカーでは完売してしまったこちらの商品をご紹介いたしましょう。本日ご紹介するのは、「エラミカオ ユージンゴールド」です。 エラミカオ ユージンゴールド EDT50ml トップ:ピンクグレープフルーツ・ライチ・ネクタリン ミドル:ホワイトローズ・スイレン・フリージア ラスト:パリサンダルウッド・グレーアンバー・ホワイトムスク 解説:ユージンメンを出した直後にゴールドが登場し、ちょっとタイミングが早すぎる気がしておりましたが、とある某ネットサイトに「香水の生産量としては極端に少ない世界で2万本、国内で3000本限定のユージン ゴールド」なんて書かれたもので、異様な速さでメーカー完売。ワンショット入荷とは怖いものです。 7月の出張の際、香りを既にもらってきていたので、発売直前ですが、商品の説明をいたしますと、今回のゴールドはストーリー仕立て。どこかの文献か、それとも自作なのか分かりませんが、このような内容でした。 「昔、ある小さな王国のお姫様が、敵国の王子に恋をしてしまい、2人は、金色に輝く満月の夜にだけ魔法の力をかりて蝶の姿となり会っていました。二人が待ち合わせしていたのが、一輪のホワイトローズ。その伝説からホワイトローズは恋を永遠にしてくれる花といわれています」 ホワイトローズと蝶々の融合という意味ではあまりにも良くできた話という事は置いといて、ボトルの印象からすると煌びやかなゴールドの蝶々が上へ上へと舞い上がる姿が掘り込まれており、見た人に優雅さと、ちょびっとワイルドさを髣髴させます。 続いて、香りの方はと言うと、トップから、ピンクグレープフルーツのフレッシュ感は抑え目に、ネクタイリン(不二家ネクターのような香り)の印象が強いのかなと言うイメージ。やがて、ホワイトローズのそれと分かる芳しい香りが広がり、木漏れ日のような優しさを残します。ラストはホワイトムスクの石鹸のような香りとトップから続く、瑞々しい甘さに翻弄され、エレガントで清潔感漂うイメージへと変身させてくれるでしょう。 個人的には、ホワイトローズと言うよりはネクタリンのイメージが強いかなと言う印象。ただし、甘さが抑え目な方なので、アイラブNYやピーチシャーベットのようにクッキりしておらず、マイルドにまとめられているのは好印象。ラウラあたりと良い勝負はしそうな気がしましたね。 たぶんメーカー側では、今ごろ「ストーリー仕立てが良かった」や「香りが良かった」などの反省の弁を述べている頃だと思いますが、単純にこれは先ほど述べた「3000本」と言う希少性がうまく打ち出せたのだと私は見ております。商品の香り付け自体は、当り障りの無い万人受けする方向性ですから、インパクトは薄いはずなのです。このような商品の場合、口コミかなんかで地味に売れていくのが常なのですが、あえて限定と言うことで区切ったのが成功の要因。限定品ですから、余計な販促コストも掛けず済むので、戦略的に良かったのだと思います。 とまあ冷めた目線で商品を見てしまいましたが、これから商品を購入しようと考えている方は、価格的に底値(税抜き3,000円まで行くのかどうか・・・)と感じたら即時に決断した方がよいと思われます。安いお店から商品がなくなっていくと言う鉄則をお忘れなく。本日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.26 14:17:09
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