口紅のとき☆無事終了致しました
朗読とのコラボレーション企画、「口紅のとき」無事終了致しました。出演者は4人の読み手(倉田美香・岩村友子・斉藤和彦・花岡けい子)と歌手(NAOKO)、そしてピアノ(わたくし)。両国の門天ホールはこじんまりとしていながら、木のぬくもりを感じるなかなか素敵な空間でした。ピアノはちょっと小さめのスタインウェイ。あまりきらびやか過ぎず、ちょうどいい響きでした。朗読の合間のNAOKOさんの歌の伴奏がわたくしの主なミッション。それに加えて前半でソロを1曲、ショパンの「幻想即興曲」を弾きました。人前で弾くのは、もしかしたら初だったかも!中学の頃、全音のピースを買って一生懸命譜読みしたものです。そういえば中学の頃、同じ学年にわたくしよりピアノの上手な子が沢山いたなあ〜。先輩や後輩にも、すっごい上手な人がいて、わたくしなど足元にも及ばない感じでした。だって、ラフマニノフのコンチェルトとか弾いちゃってたんですよ、高校生で。この後輩は藝大に進学しました。作曲や即興で全国大会に出てる子もいたし。バスケ少女だったわたくしがどうして今もピアノを弾き続けてるのか、今更ながら不思議に思う今日この頃。 朗読とのコラボは楽しいです。稽古で試しに色々音を入れてる時に、読み手がどんどん音に影響されて変化してるのを感じたりすると特に。朗読も音楽と同じで、間合いが命ですね。理屈でなく、「息が合う」瞬間って、超能力の世界だなと思います。