人気急上昇 秋田 飛良泉の限定流通「飛囀」新作
以下蔵元の熱い思いです飛囀 R5BYの1番の注目商品です!R5BY 飛囀 雛(HINA)▽味わいとコンセプトについてコンセプトを語らせていただく前に、歴史を振り返らせてください。ご存知の方も多いと思いますが、飛囀 雛(HINA)は飛囀の記念すべきデビュー作です。 2018年9月27日に発売され、食中酒として設計。私が1年かけ選抜したオリジナル酵母で醸した商品です。その後(甘酒)四段仕込みで低アルコールの雛LightTypeも発売しています。 本来であれば、飛囀の中心に据えるべきは「雛」と思ってたのですが、プロデューサーの演出方法と世間の流行との差異があり、 センターポジションは完全に 白麹の貴公子 鵠(HAKUCHO)にあっさりと奪われてしまいました。 飛囀のセンター奪還に向け、飛囀の生みの親として雛HINAの凋落は見過ごせません。。。 まずはグループ全体の方針を「甘酸」特化型へと転換(全ての商品を多酸性No.77酵母使用)、 そして 雛HINA ちゃんの完全リニューアルに踏み切ります。※まさにA●Bの秋●Pのような心境です。 ポジション奪還に向け、並々ならぬ思いである飛囀の齋藤Pが肩入れするわけですから、今の飛良泉ができる全てを彼女に託しました。 まずは蔵人にこのリニューアル「雛」がR5BYで最も重要な醪となると発破とプレッシャーをかけ、投入する麹も別タンクで試作した上で製麹、米も今季最高のものを(権力によって)使用。 はい、もう満を持すとはこういうことでございます。 さて、前座が長くなりましたが雛ちゃんの新しいコンセプトは・・・No.77酵母による「低アル原酒」です。 今まで飛良泉では低アルといえども14%台が多かったのですが(鵠も14%台です)今回は12%台です! さらに現センターの鵠HAKUCHOは白麹を使用しますが、雛は白麹には頼らず、酵母・山廃のダブルアシッドで勝負します。 ちなみに12%台の日本酒は、ほぼ水です。みなさんご存知のH2Oになります。 というくらい、アルコールが4~5度落ちるだけで飲みごたえは皆無になります。 優秀な先輩・後輩蔵元が出す低アルのお酒を参考にしながら、アルコール度数という大黒柱に頼れない中、甘みと酸に下支えをしてもらい、これ以上濃すぎても、薄すぎてもという究極のバランスに仕上げています。 もはや「軽快」とっくに通り越して、空気です。エアリーな飲み心地です。でもちゃんと飛囀の訴えたい「酸」がキラキラとそこに存在します。 もう何を言っているかわからないですね、、、まずはみなさんに飲んでいただきたい! それで「これはちょっとね・・・」となるのであれば、私はそれはそれでしょうがないと、、、今できること精一杯ぶつけてみましたので我が雛に一片の悔いなし!(SE:ドコーーン!! / 図:右手突き上げ)です。 近年香りや甘み、酸味もどんどんと数字が高くなりそういったものが人気をドンドンと博す中で(鵠HAKUCHOや䴏TSUBAMEがそうです・・・)この雛HINAをここで投入する意味があると思っています。 ある意味これは新しい「淡麗」のカタチなのではとまで思っています。(数値上は全く淡麗ではありません) このエアリーな飲み心地で、みなさまに飛んでいただきたい。浮力を得ていただきたい。ライト兄弟の気持ちになっていただきたい。 文章が崩壊してきたので、この辺でやめておきますが、新しい「雛」 ハードルはガツンとあげておきました。 2回目のデビューは失敗させないぞ!ラベルもピンクでキラキラにしておきました。 果たして、鵠HAKUCHOからセンター奪還できるのか(正直、白麹はめちゃ強いです・・・あの酸は白麹しか出せません・・・ダブルセンターにはなってほしいな・・・) これから暑くなっていく時期にはピッタリです。ちなみに温度帯はキリリと冷やして飲むのがよいと思っています。温度が上がると膨らみは増します。試飲のご感想お待ちしております。 皆様、どうぞ宜しくお願いいたします!! ▽本数(全体合計)リニューアル初年度ということもあって、量はあまり多くないです、、、申し訳ありません。720ml:140ケース(1,680本) 1.8L :90ケース(450本) ▽スペック種別 :山廃 純米吟醸原材料名 :米(秋田県産)、米麹(秋田県産米)アルコール度 :12度(原酒)精米歩合 :麹米50%、掛米60%原料米 :秋田県産秋田酒こまち100%使用酵母 :きょうかい酵母No.77日本酒度 :-14.0酸度 :3.0火入れ :1回火入れ貯蔵状況 :瓶貯蔵及び冷蔵管理品小売価格 :720ml 1,700円+税(税込1,870円) 1.8L 3,300円+税(税込3,630円)