バツイチ子持ちの国際遠距離恋愛

[これまでの話] カテゴリの記事

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• 大晦日

  そして大晦日アダムがビデオチャットをしたときにそんな悲しい気持ちでいっぱいになった。アダムはこれから友達とパーティに行く。私たちは一緒にいられない。クリスマスも年末年始もバレンタインも誕生日も。そんなイベントには一緒にいられない。去年はバレンタインと誕生日は日本に来てくれた。２月に私の誕生日があるけれど、日本は寒いからって言って次は４月に行くといった。別にイベント命なわけでもないけれど、いろんな前提があって悲しさでいっぱいになって泣きそうだった。そんな私にアダムも気付いて聞いてきた。そして↑のようなことを言った。気分は落ち込んでいた。そんな中の年越し。アダムにしては珍しく長文メッセージを日本時間の年越しの瞬間に送ってくれた。去年起こったこと、こんな時は本当に素晴らしかったとか、今はいい思い出ばかりだとか。本当にステキなメッセージだったけれど、私は気持ちが落ちていたのでうれしかったけれど、「ステキなメッセージありがとう。でも今は返事が難しい」と返事をした。アダムも分かっているよ。と言ってくれた。

  2020年01月06日

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• この関係

  年末年始の休暇が始まった。去年は連絡が減って大ゲンカになったりしたけれど、私も大人になったので大丈夫だった。あの日までは…。帰国してから私は先が見えない状況に不安、苛立ち、あきらめなど色々な気持ちが渦巻いていた。一年前は年内に一緒に暮らせるように出来たらいいね。みたいな方向で話していて、私はそうできるように動いていたけれど、アダムはそうでもなかった。マダガスカルから帰って、アダムは別の国に住みたい。職場の許可が出たら年末にでも退職して別の国に行きたい。そんなことを言っていた。私は「そんなことを言って、今の仕事がひと段落する７月まで辞めないでしょ。」って言ったらアダムはアヤカは俺を信じてない！って激怒した。だけどフランスについて１週間くらいで「仕事は少なくとも７月まではやめない」とさらりと言われた。私としては「は？あんなに私に怒ったくせに？だったら謝ってよね！」と思ったけれど、ケンカの元になるから言わなかった。でもこれはものすごく不快だった。そしてそれで「アダムはきっとこのままズルズルここに住み続けて、この関係も結局は変わらず続けるのか」と諦めのような絶望のような何とも言えない気持ちに私はなっていた。私は遠距離を続けることに苦痛を感じていたし、去年と違ってもはや先が見えない状況に行き詰まりを感じていてある意味病んでいた。連絡を取るのもビデオチャットをしても会っても、結局それが終わってしまったら何になるのか。クリスマス、年末年始、そしてバレンタインやお互いの誕生日も一緒にいる事が出来ない。会えるとしても数か月に一度だけ。いつまでこんなのを続けるのかも分からない。そんな関係っていったい何なのか。モヤモヤした気持ちは膨らみ始めて心を蝕んでいった。

  2020年01月06日

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• いいなりと怒り

  そんな感じでフランス滞在中にはものすごい我慢をしなくてはいけなかったし、アダムが怒ったときには暴言を吐かれたりしていて、それは知らず知らずに私の心の中に大きなダメージとして残った。帰国後、ようやく我慢しないで済む！と思ってうれしかった。もちろん帰国は悲しかったし、帰りたくないと心から思ったけれど。それもあって、帰国後はケンカになってもフランス滞在中に比べて遠慮がなくなったと思う。そういうケンカをちょこちょこして、一度大きなケンカをした。将来どうするのか…そんな話からケンカに発展して、ついに私はビデオチャット中に怒った。約2か月半ぶり位に怒った。そして怒ることができて私は少しうれしかったし、スッキリした。言いなりじゃない。我慢しないで怒れた！そんな感じ。それについては、アダムも逆切れはいつも通りしたけれど、結局は仲直りしてアダムも「ずっと我慢されるよりかたまには怒るのもいい」と言ってくれた。

  2020年01月06日

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• フランス滞在中にあったこと

  フランス滞在中は多くの事を我慢していた。アダムは怒ると全力で行くにもかかわらず、私が怒るとまわりまわって私が結局不利益を被るので怒らないようになっていた。その事にはアダムも気づいたらしく、アヤカは俺といることで牢屋に入れられているような状態になってしまう。だから別れた方がいい。とまで言われた。ただフランス滞在中にそれをしてしまうと私のメンタルは崩壊してしまうし、当時はそれでも私は一緒にいたいと思っているからいい！って言って関係をつづけた。多くの事に我慢をして、一方的にキレられて暴言を吐かれたり、やりきれない気持ちをたくさん感じたりした。それでもアダムの事は愛しているし、続けていきたいと思っていた。それは普段は一緒にいて楽しいし、幸せだし、愛にあふれた感じだから。気持ちがお互いに強すぎて衝突したり、お互いに過剰防衛したりしてケンカになる。そんなのを繰り返していた。

  2020年01月06日

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• 力尽きて

  それがアダムとの再会まで…その後色々あるんだけど…書くことに力尽きてしまった…。ここから１か月あるし、いろんなことがありすぎた。本当に本当にキツくて何度も日本に帰りたいって思ったし、実際帰ろうとしてチケット別で取ろうともしたし、今度こそは本当に別れるとお互いに決めた。なんで今ブログを書こうと思ったかというと、出来事とか気持ちを書きだしたかったから。思っているだけじゃダメだと感じたから。私は他人から見たら相当恵まれていて幸せな暮らしをしていると思われているだろう。だけど私は贅沢にも幸せを見いだせなくて泣いてばかりいて、日々早く終わればいいとばかり思っている。この１か月が本当にすさまじくて…書くのが大変。どうしよう。

  2019年07月26日

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• 再会

  パリに着いて、アダムは忘れ物をしたと言って少し遅れて空港に来た。〇〇の駐車場で。って言っていたのでそこへ向かい、それでもまだ時間がかかりそうだったのでさらに駐車場の外まで出て待っていた。信号待ちをしていた時に私の姿が見えたらしく「見えたー！」ってメッセージが届いた。ついにアダムと再会した。うれしくてたまらず、アダムもうれしそうで、抱き合ってアダムが私を持ち上げて映画のワンシーンのようにくるくる回った。その日は本当にうれしかったけれど、アダムはアヤカがなんかおとなしい。としきりに言っていた。もしかしたらあんな精神状態だったからかもしれない。そこから１週間は本当に穏やかで仲良く過ごしていた。ただ気になっていたのは、アダムと少し距離があると感じた事。アダムからはI love youもJe t'aimeも言わないというのが引っかかっていた。そして私は私であの精神状態であった事（アダムは知っているけれど）を素直に悲しいと言って泣けばよかった。楽しい雰囲気を壊さないように気遣って、悲しさを封じ込めてそれがかえって私自身を苦しめてしまった。そして後になってそれが爆発したときにアダムから「ちゃんとそういうの言ってほしかった！」と言われた…。

  2019年07月23日

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• 病みと退職と来日

  5月になり、私の壊れた心も少しずつマシになって行った。だけど精神的に引きこもりのような感じで、対外的には普通を装っていたけれど心は閉ざしていたし、必要以上に誰とも関わりたくない。と病んではいた。友人からのラインもちょっとした事なのに返信することがキツくて既読スルーしたり…。そして私の趣味と言える仕事でパワハラを受け、これ以上ストレスを受けたくない。という理由で退職を決断した。この仕事は本当に特別で、大好きで、思い入れもあった。だけどもういいや。これ以上ストレスを受けたくないと思って6月でやめる事にした。辞めた事はいいけれど、これが予想以上に精神的ダメージを与えるとは想像もしていなかった。アダムとはたまに軽くケンカしつつも仲良く過ごせていて、ある時は本当にアダムは耐えきれず「６月上旬に日本に行く！！！行きたい！会いたい！！！！」とまで言って計画を立て始めた。その予定では、1週間だけ日本に来て、アダムの帰国後数日後に私がフランスに行くという感じ。「だったらもうちょっと待てばよくない？お金もったいないよ。それに私仕事もちょっと（2日数時間）は外せないし」「でも会いたいし行きたい。仕事は辞めるんだから休んじゃえばいいじゃない？」なんてやり取りを何度かして、結局来るのを断念した。これも今思えば来させていればよかったのかもしれない。だけど当時はその後何が起こるかなんて知らないし、想像のしようもなかった。

  2019年07月23日

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• 会う話

  その4月中旬の限界になるまで別れないで頑張ろうとしていたのは、会わずに別れるのは嫌だったから。私は少しだけでもいいからアダムに会うためにフランスに行きたかった。だけどアダムが拒否した。近くに住んでいたなら会って話が出来るはずなのに、遠いからって会うのを拒否するのか…。と傷付いたけれどアダムは別の考え方で「この状態で会ってもうまく話し合いも出来ないんじゃないか？もしそうなったらアヤカを失う事になる」そういう事で拒否した。アダムの仕事の都合上GWあたりは大丈夫と言っていたけれど、日本人なら誰でも知っている通りGWの旅行は半端なく高い。フランスから来るなら普通の値段だけど、こっちから行くには普段よりも数倍の値段になる。だけど5/1頃出発だったらそれほど高くなかったので、聞いてみたらもう遅いとか、6月の方がいいとか色々言われて結局６月になった。初めはアダムが来ると言っていたけれど、今度は私が行くと言った。そして前から7月頭にアダムの仕事の都合でスペインへ出張が入っていてそれに同行しないか？と聞かれていた。なので、６月後半から7月中旬にかけていくことになった。5月に行かなかったこと、６月後半にした事、スペインへ同行した事…。これが今となっては後悔でしかないけれど…でも当時は知る由もないのだからしょうがない。時間が戻せるなら戻したい…。

  2019年07月22日

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• 選択肢

  年末はアダムとケンカばかりした。私がパリに滞在していたときは、アダムは毎週末私のパリのアパートに来てくれた。アダムは北フランスに住んでいたのでパリまでは遠い…でも金曜日の仕事後にそのまま電車に乗ってパリまで来てくれた。付き合う事になって、アダムは週末はパリに行くようにするね。と言ってくれた。でもアダムの子供はまだ小さい（9歳と５歳）ので、毎週は無理かな。と思っていた…けれど、アダムは私がフランスにいる間は毎週末パリに来てくれた。それがとてもうれしかった。ケンカもよくして、一度夜中に大喧嘩をしてアダムは「明日の朝家に帰る！」といい私は大泣きをして過呼吸みたいになるほど泣いた。私は忘れっぽいので、なんのケンカだったかあまり覚えていないけれど、ある時アダムが「自分たちには選択肢がふたつある。別れるか、なんとか付き合っていける道を探すか…考えないといけない」とひどく悲しんだ様子で話したことがある。その時の私は怒っていたのか不貞腐れていたのか覚えていないんだけど、意地を張るのをやめて「ねぇ！アダムって本当にバカだよね。選択肢なんてひとつしかないでしょう？分からないの？」「？？？」「私たちに別れるって選択肢なんてないでしょう？続けていける道を探すしか選択肢はないんだよ」と話した。アダムもそれに同意してくれて、仲直りした。

  2019年01月02日

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• ネガティブ思考

  アダムとは本当にお互いに愛し合っている。まだ付き合って２か月ほどしかたっていないけれど、お互いに多分ずっと一緒にいると信じている。だからアダムが連絡をくれないとしても、それは私への気持ちが減っているという訳でもないのは分かっているのに、どうしても不安になってしまう。そして、今朝も朝の4時頃に寒くて目が覚めた。「さむい」とだけアダムに送ったけれど返事は来なかった。数時間経ってもログインしてないので、「私の相手するのが嫌で携帯触ってないのかな」とか思ったけれど、まあ忙しいとか昼寝しているんだろうな。と思った。寝付けずに、布団の中でアダムとの事とか思い出したり考えたりして、「あー。やっぱりアダムの事大好きだな。朝のビデオチャットではいつもみたく笑顔でいよう。」と気を持ち直した。で、朝になってみるとまた既読スルーされていた。私の準備が出来たら８時過ぎにビデオチャットするって話になっていて、連絡したけれど既読にならず。オンラインになっていたのは8時ちょっと前。「8：15頃に電話するって言ってたのに、連絡しても気付かないって…。どうでもいいのかな。」なんて考えて悲しくなった。9時になっても連絡がなくて、待ってたけど寝ちゃったんだな。と思った。アダムにとって私はその程度なのかな。うんざりしたのかな。寝ても起きるようにアラームつけておいてくれたらよかったのに。帰国したとたんこんな感じじゃ、もうやっていけないのかな。とかネガティブな事ばかり考えた。頭では「そんな事は絶対にない。」というのは分かっている。アダムが私の事をどれだけ大切に思っているか…どれだけ彼に愛されているか知っている。だけどどうしても不安な気持ちになってしまう。大人にならなくてはいけない…。でも悲しくて悲しくてたまらなくて、布団の中で泣きながらネガティブな考えと戦っていた。そして、こういう気持ちを心に溜めていたらいけない。そう思ってブログを立ち上げる事にしたのでした。

  2018年12月12日

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• 些細なケンカ

  ブログを立ち上げたのは何よりも今の心境を文章にしたかったから！なのでこれまでの話を書いている途中だけど、書きたいことを書きます。簡単に言うと、その後南フランスでお互いに完璧に恋に落ち、付き合う事になりました。詳細はまたそのうち書きます。でもアダムは繊細な所があって傷付きやすく、私は私で過去の事があって傷付きやすいし、難しいところもある。なのでケンカをしたり、話し合ったりすることはよくあった。日本とフランスの時差は今は8時間で、私が起きる頃にアダムは寝るという感じ。私が寝る前にラインしたけれど、アダムは既読スルー。アダムは『返事したら起こしちゃうかも。』と思って既読スルーしたのは分かっているけれど、そういうのはイヤ！というのは前から話していたので、それでも既読スルーしたことがとても悲しかった。朝の４時に目が覚めたときにそれに気付いて、悲しくて寝付けなくなった。結局そのまま朝まで起きていた。朝のビデオチャットで、初めは冗談っぽくその事を言ったけれど、アダムは分かっているのかなんなのか分かんない感じで、雰囲気は悪くなっていった。そしてそのまま「もう眠いんでしょ。おやすみ。」みたいな感じで通話を終わらせた。幼稚だというのは分かっているけれど、感情をコントロールできず、かといって素直に謝れず…。「電話してくれてありがとう。でも私は悲しい。」とだけ送った。アダムはもう寝ていると思っていたので、携帯は見ずに家事などをしていたら、フランス時間で1時ころに「悲しくて寝れない。良い１日を。」と連絡が来ていた。ちょっと罪悪感。でもどうにもできない。しかも私は私で気分は最悪…。朝の電話でこうなると、私は朝から悲しいし、アダムはそんな気持ちのまま寝ることになって最悪だ。もっと大人だったらこんな風にならずに優しくできるんだろうな。なんて考えたりした。私がどう思っているかとか、どうして欲しいかとかを連絡した。フランスも朝になりアダムが起きたらしく連絡が来て、理解してくれたけれど、私の気持ちはまだ元通りにはならず相変わらずかわいくない態度をとっていた。アダムの仕事前にビデオチャットをするというのを私がパリに住んでいたときによくやっていた。昨日もそんな感じでビデオチャットをした。少しはマシだったけれど、お互いに固い表情。アダムと私はお互いの笑顔がとても大好きで、それをとても重視していた。ビデオチャットでも何も話さずにお互い笑顔で見つめあっていたらそれだけでじゅうぶんという位。アダムは「アヤカ！笑顔は？」と聞いてきたけれど、作り笑いだけした。

  2018年12月12日

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• 久々の再会

  私は２ヶ月間フランスに滞在することにしていた。ビザが3か月なのと、仕事の都合や子どもの事などもあって…。私には過去にフランス人数名と付き合ったことがあり、それもあってフランス語を習っていた。いつか海外に引っ越したいと思っていたので、せっかくなのでフランスにお試しで少し住んでみたい。そんな感じで去年から計画していた。アダムが南フランスの彼の友人宅へ一緒に行こう。と言っていた。２回しか会ってない人と一緒に旅行というのも危ない気はしたけれど、彼は教師でそれで日本に来ていたので身元もある程度分かっているし、なによりこの約２か月間のやり取りで信用していたので、彼のいうままに行くことにしていた。アダムはわざわざ空港まで迎えに来てくれた。本当は南フランスで現地集合の方が彼としては楽だったはずだけど、色々気遣ってくれた。そういう優しいところが彼のすごくいい所だ。でも飛行機が着陸してからアダムに会えるまで１時間以上待たせた。「ごめんね！まだ入国審査終わってない！」とかこまめに連絡していたけれど、アダムは「大丈夫だよ。気にしないで。」と優しかった。私の頭は「やっと会えた！ものすごく待たせちゃった！」という事に気を取られていて、久々の再会シーンはハグをしたのとうれしかったくらいしか覚えていない（笑）

  2018年12月12日

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• 初めのこと

  前々からブログは書いていたけれど、あちらは終わりにしたので新しく作りました。アダムとは、彼が今年の7月に仕事で1週間ほど日本に来ていたときに知り合って、2回会った。その時の話はそのうち書きたいと思うけれど、正直な所、私は彼が帰国してそこで終わりだと思っていた。でもアダムは帰国後もこまめに連絡をしてくれて、その数日後に「上司に相談したら、10月に休みが取れるって！アヤカがフランスにきたら一緒に旅行しようね！」と言ってくれた。私が10月にフランスに行こうかと思っているっていう話をしたのを覚えていてくれて、ちゃんと休みをとる話までしてくれたのがうれしかった。その後もほぼ毎日連絡をくれて、去年から年始にかけて次々に男性関係でひどい目にあって男性不信気味だった私にとって、アダムからの連絡は安らぎのような感じだった。そんなにベッタリと連絡してくれる感じではなかったけれど、毎日少しだけやり取りをする。私は男性不信気味だったのと、私から連絡をして返事がないという事が怖くて、ほとんど私から連絡することはなかった。だから、今こうしてアダムといられるのも彼のおかげだ。さみしいな…って思っていても、アダムから連絡が来ると元気がでたし、うれしかった。そんな感じで私もフランスに行く日程などを決め、その日が近づいたころ、なぜかアダムからの連絡が減ってきた。連絡がないままの日や、一言だけ連絡が来てそのまま…みたいな感じで。「あー。私への興味がなくなったのかな。」なんて少し寂しかったけれど、男性とのそういう事に期待を持ちたくない。もう傷付きたくない。と思っていた私は「そういう事もあるよね。そもそも付き合ったとしても遠距離だし、お互い子持ちだし、アダムは北フランスに住んでるから将来的にも色々無理だからしょうがない。」なんて自分に言い聞かせつつ、気にしないようにしていた。そんな感じでフランスへ行く日になった。

  2018年12月12日

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