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風 葉 箱

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2006年10月19日
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カテゴリ:風だより

昨日、書店に立ち寄った際、手に取った「誕生色の本」

小洒落た、きれいな文庫であった。

ぱらぱらと、まず自分の色を確かめる。

結構、いいことが書いてある。納得できる自分像である。
曰く、優雅・卑劣なことが嫌い・等等

次に、家族。ん~ま~当たってるかも?

で、友人。
んんん?どうかなあ??? でも、そうかも~。

特に、根拠はないと思われる(←もちろんそうは書いてないが)「自分の色」
一旦、戻した後、もう一度手に取る。

  買おっかなあ~♪

しかし、はっと理性を取り戻す。
ただでさえ、狭い家に夥しい本が犇めきあっているのだ。
もはや、吟味して持ち帰らねば、住環境の悪化は必至!
この本など、文庫とはいえ、1.資料価値もほとんどなし。
2.読むべき箇所もほとんどなし。
従って、買うに値せず!!

   戻す

近くにあった中国古典昔話をチェック。
めでたく1.2.をクリアし、お買い上げ。

   下りのエスカレーターで思う。

要するに、占い系って自分の好む文言がポイントだね。
その自画像が似てるかどうかは、置いといて。
望ましい肖像であるかどうか。
これだと思った。

まるで自惚れ鏡…

また、無意味な本を増やさずに済んでよかった~♪
と、充実した思いで帰宅。

  そして、本日。
私の前には、買ったばかりの「誕生色の本」…

……だって、だって
    そんな自分になりたいんだもん!!!!!

      誰も何も言わないが、
        自分にいいわけせずにおれない。
  
   おろかもの それは 今日の わたしです…





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Last updated  2006年10月21日 09時09分31秒
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