あやしいふるほんやさん:アジアの迷宮

2003/09/27(土)18:24

初めての香港、8年ぶりの香港☆

いちばん最初に香港を訪れたのは1987年の春、だったかな。バンコクからの帰り道に、4~5日間くらい立ち寄った覚えが。まだ一人旅も初心者マークだったし、初めての香港は不案内だったので、ネイザン・ロードに面した中級ホテルに、予約無しでチェックインしていた。ガイドブックの値段表ばかりを気にしながら(笑)そのときは宿泊先のホテル・ロビーにある旅行カウンターで、欧米人ばかりの、英語のガイドしか付かないツアーが安かったので、マカオの日帰りツアーに参加してみた。エリザベス女王にそっくりな小太りの中年女性とか、べネツィアで郵便局員をしてる片腕の青年とか、6~7人のグループだったけれど帰りのフェリーでは、もう旧知の間柄のように打ち解けあってしまった。特に、片腕のイタリア青年はその夜に、飲みに誘ってくれたり。 それにしても、何故か香港では初対面のひとにおごられることが多い。はるる本人も、何故だかワカラナイんだけど。2回目のときは、それどころか帰国前日に財布をフェリーの中に忘れてしまい、無一文に。そのときは、香港島の山の手にあるミッション・スクールで教師をしているひとに夕食をご馳走になり、さらに翌日、成田から自宅までの交通費まで貸していただいた。ぜんぶで、6~7千円くらいの香港ドル。このとき、自宅にたどり着いた時点の所持金は120円だったのを、よく覚えてる。ははは。3回目に豪勢な食事をご馳走になったのは、タイから中国に里帰りの途中、初めての外国で右往左往してた中国系タイ人のおじいちゃんと孫娘の女子大生。同じ飛行機で到着したばかりの空港で見るに見かねて、案内してあげた。そのついでの成り行きで、フェリーやトラム、地下鉄やタクシーの乗り方なんか教えてあげながら(笑)そのときまでには、香港を一人で沢山移動しまくってたから、まるでツアーコンダクターみたいなことをしちゃった。大好きなタイのひとたちが、見知らぬ国で困っていたから、見逃せなかったな。ちいさなメッキ工場を経営してる一家のこのひとたちとは、その後バンコクの下町で食事したことがありました。(そう言えば、あれもおごってもらってたな・・・笑) 8年ぶり、4回目の今回の香港にはおごってくれるひとも居ないし、おまけに一人旅でもない。それどころか反対に、こっちが払う一方になりそうな気配(笑)・・・・って、普通はそれがアタリマエなんだろうけどさっ!幸いにして、うちの配偶者にはブランド製品の趣味はナイ。けれども、はるるが好きでもない「えび・かに」が、大好きだ。ショッピングは、ともかくとしても、海鮮料理なんかはムリしてもつきあわないと怒るだろなあ、きっと。とほほ。さて、>風邪どうですか?と、みなさまの質問が集中しそうなので、一夜明けたその後の経過を、ごほ~こく♪おかげさまで、ターミネ-ターのように復活しました。昨夜、いいこにしてたのが良かったみたいです♪ゴーゴー香港、パワー全開、で行ってきます。昨日の体調がウソみたいに、すっかり調子いいです・・・。 ****   ****   *****   ****   ****よく考えたら、明日は早いので日記は書けないかもしれません。おまけに、今回は一人旅ではないので、ゆっくり現地のネット・カフェでHPの更新も出来るかどうか、ワカラナイ。(汗)なもんで、ひょっとしたら香港旅行の4日間は、しばしのお別れになるかも・・・出来れば、いつものように旅先の現地で日記更新もしたいけれど、ね。でわ、いってきま~す♪/////////////////////////////////////////////////////≪緊急にゅーす!≫はるるのHPでだけ、なんどか重点的に取り上げてる作家。最近では、エッセイの『ああ~ん、あんあん』を紹介してますねえ~♪(5/31の日記)http://plaza.rakuten.co.jp/ayashi/diaryold/20020531/あの波乱万丈の、「ミスとちぎ」出身の室井佑月さんが今夜11:15分からNHK放送に特集されて出演します!!興味あるひとは見逃さずに、見てね。はるるは、明日4:30に家を出発するのに、この放送を見てから眠るつもりです☆タイトルは「わたしはあきらめない」作家室井佑月・孤独・自殺未遂・愛されたい・衝撃の一作。↑どうです、天下のNHKが民放のワイドショーまがいのタイトルを付けてしまう、この作家のインパクト(笑)愛人やったり、レースクイーン、銀座ホステス、などなどあの山田詠美も負けそうな経歴だけじゃなくって、すこーん、と突き抜けたその人生観。するどい作家の視線。ぼくはいつも、このひとが宇都宮で青春時代を過してくれていたことが、とてもうれしい。デビュー作の初版から、最新作まで全部持っています。最近では、銀座時代の半自伝的長篇「ドラゴンフライ」も、華やかさと、凄まじさが同居してて、おもしろかった・・・。///////////////////////////以下エッセイ「ああ~ん、あんあん」の冒頭から☆抜粋>あたしの人生計画のゴールまでの道のりを邪魔するやつ、それは”男”だ。男は<恋>という魔法を使い、あたしを堕落させる。その魔法にかかると、あら不思議、男の夢があたしの夢に思えてくる。でも、ここで間違ってはいかん。いくら男の夢を応援しても、結局それは男の夢でしかない。もしかするとその夢の中に、自分は入ってないかもしれん。男は夢を叶えたとたん、「ありがとう、じゃあね」というかもしれんし・・・というか、そういうことがたびたびあった。というか、それがあたしの恋愛パターンだった。同じまちがいを繰り返す。それはたぶん、あたしが”処女”だからだ。あたしの定義によれば、あたしは”処女”である。あたしは二十代後半だというのに、男を6人しか知らない。初潮が来て二十歳までーーー0~5人二十歳から30歳までーーー0~10人を、あたしは処女とみなす。エッチな小説を書いていようが、読者の性の悩み相談にのっていようが。処女は気軽に男を信じ込む。処女はすぐに<結婚>という言葉を持ち出す。処女は相手の男がすべてになる。***  ***  ***前から思っていたのだが、男は女を2種類に分ける。<兵隊>と<お姫様>だ。<稼げる女>と<稼げない女>と言ってもいい。

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