アメリカでも反日。
はぁ・・・また来ました。ジャパンバッシング。今日、CHINESEのクラスでいつものように先生が日本の悪口。いままでもあったんですがね。確かに歴史的話になるとなにかと反日的なことを言われても仕方ないって、そう思ってきたのです。ただ、この先生は度が強すぎる。そこまでむき出しにしなくても・・・しかも、彼はチャイニーズではないのにスーパーナショナリスト(中国人として)だ。(ジャマイカ系アメリカ人なのに・・・)歴史の点で悪口いわれてもまあ、気分は決してよくはないが受け入れてきたつもりだった。でも、彼の場合、言うことはなんでも日本の悪口となる。まったく関係ないことにだって・・・今学期は「なんで、そこでそういう話になるわけー?」って思うことだらけだった。今日は最後のクラス。プレゼンだった。そこで一人の生徒が持ってきたDVDプレーヤーがShintonic(?)とかいう中国製のモノだった。その教授は「おお!中国製か。日本のなんかより全然いいよね!」といって、クラスの笑いをとっていた。なんでそこで日本を引き合いに出すの?!確かこの前、NIKEのCMかなんかが中国でオンエアされたのかな?それで、中国の文化ともいわれる龍や仙人をつかって面白くしたCMがあったらしい。それをみて怒った中国側が「中国文化をバカにしている!!」と、反論したんだとか。自分の文化や歴史に誇りを持つことには私は反対ではない。むしろ自然だとアメリカにきて思うようになった。だからといって、他の国の文化や製品などはバカにしてもいいのかぁー?!出会った中国人留学生の中でこういう人が多くいた。「アメリカなんか、中国の歴史に比べたら、全然大したことない!たった何百年だし。」とか「アメリカ人は何であんなしょうも無いもの食べてるんだ。アメリカの食生活なんか、まったくダメね。中国の食生活の素晴らしさを見ろ!」といった具合でした。まぁまぁ、素晴らしい。中国の文化に誇りを持つことが悪いなんて思ってない。ただ、なんでもかんでも中国=No.1、他はすべて邪道な文化と言い張る、一部の中国人。そして、なんでもかんでも、ジャパンバッシングにつなげていく彼の姿勢には腹が立つ。中国は日本に文化を与えてやったといわれることも結構あるが、でも、知られざる事がある。実は、現在の中国語でも、日本語がモトになっている言葉も結構あるのだ。(新聞で学者が証明していた)それに音楽!かなりの日本の曲が中国語訳で歌われているのに中国人は知らない。ルームメイトが岡本真夜やKIROROの中国語バージョンの歌を聴いていて、あたかも中国の歌と信じきっていたのには参った。某歌手のアルバムを買ったときも、12曲くらいあったうちの3曲は徳永英明の「レイニーブルー」サザンの「真夏の果実」米米クラブの「愛してる」のカバー(広東語バージョン)だった。本当に日本は中国から「恵んでもらっている」だけなのだろうか?聖徳太子の頃は日本も中国もお互いの文化を尊重した時代だったと聞いたことがある。今の日中関係がそうなることは無理なのだろうか・・・