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ロンドンは、だいぶ暖かくなりましたが、まだ夜は寒くなります。でも、花は咲き始めて、ちょっと楽しい気分。 ![]() さてさて、今回は「自分を愛すること」と「わがままになってしまうこと」の違いを書いてみたいと思います。が、その前に前回のコメントに「どうしても愚痴が止められないので、私には悪いことが起きるのか?」というご質問がありました。これに先に短くお答えすると、 まず、悪いことが起きるとは、私は書いていませんよ~。もし、私は愚痴をこぼしてしまうから、いつか交通事故に遭うかも、歩いていたら頭上からものが落ちてくるかも、家族が病気になるかもとか思っていらっしゃったら、少し違うでしょう。 悪いことが起きるというより、ついていないことが起きる、例えば税務署で申告に行ったら、一番気難しい、重箱の隅をつっつく人にあたってしまい、思った以上に税金を取られた、うっかり免許証を忘れたときに限って、検閲があった、長距離フライトの飛行機で自分の隣に汗かきの巨漢が座った、などなど。 でも、一番ありえることは、「ほんとうはもっと幸せになっているはずなのに、なっていない」ということです。ただ、自分ではほんとうはもっと幸せになっているはずと知らないので、ついていないことが起きているのに、気づいていない人たちも多いと思います。分かりやすい例でいけば、ほんとうは一千万円稼いでいるはずなのに、三百万円しか稼いでいないけど、そんなもんだと思っているから気がついていないとか。とりあえず、具体的に何か悪いことが起きることをそんなに心配になる必要はないでしょう。 で、もっと幸せになるための鍵は、自分に愛をたくさん注ぐことです。エネルギーがとても良いポジティブなエネルギーになります。愚痴がやめられないのは、自分の中に愛が足りなくなっているからです。 そこで、テーマを戻します。自分への愛とわがままの違いです。 例えば、自分は家にいてのんびりしたいのに、彼は映画を観にいきたいとします。 仮に彼に合わせて、本音を言わずに映画につきあったとしたら、これは自分の気持ちを無視したことになりますから、自分への愛ではありませんね。 で、私は家でのんびりしたいから、あなたが我慢してというのは、相手の気持ちを無視していますから、わがままと言えるかもしれませんね。 では、どうすれば良いのでしょう? これも実は前回と答えは同じです。すべてはつきつめるとみんな同じとことに行くようです。 うまり、ちゃんと自分の気持ちを誠実に言うこと。問えば、「そう、映画観にいきたいんだ。(相手の気持ちを汲み取った言い方)でも、私は実は家でのんびりしていたい気分なの(自分への配慮)」と彼に言うとか。 この後は無数にオプションがあるでしょう。例えば彼が、「でも、今日しか僕休みがないし、この映画今日で終わるから見逃したくないんだけど・・・。(彼の自分への配慮)」と言えば、あなたはそれならつきあってあげようかなと思うかもしれません。「じゃぁ、分かった、観にいこうか。(相手への配慮)でも、終わったら早く帰ろうね(自分への配慮)」となるかもしれませんし、 あなたがそれでもどうしても気乗りがしない(体調が悪い場合、話はまったく別になりますね)場合、「どうしても出かける気がしないから、悪いけど、今日は一人で観にいってきてくれない?(自分への配慮)その代わり、おししいもの作って待っているから、楽しみに帰ってきて(相手への配慮)」言い、彼は一人で出かけるかもしれません、または、彼のほうが「じゃぁ、別に今日でなくてもいいよ。(彼からあなたへの配慮)」と言うかもしれません。 どうなるかは、二人のそのときの状態や気分次第でしょうが、大切なのは、自分の気持ちをきちんと伝えることと、相手の気持ちも尊重することです。相手の気持ちを尊重しないと、ただのわがままですね。 配慮が両方に向いているとき、エネルギーはとても良いものになります。しかし、どちらかが一方にしか配慮していないと(例えば、あなたが彼にだけ配慮している、またはあなたが自分にだけ配慮している、彼があなただけに配慮、または彼が自分にだけ配慮している状態)、バランスが崩れてしまい、表面上は話がまとまっても、どこかすっきりしない気持ちになります。 とくに表面上話がまとまっていて、このエネルギーのアンバランスが微妙な場合、そのひずみが何年も経ってから表に噴出すということもあります。 自分の気持ちをきちんと尊重できる人は、他人の気持ちもきちんと尊重できます。そして、その尊重する自分の気持ちが、深いところのものであるほど、自己愛も深まります。つまり、前回に書いた魂の声ですね。 わがままとは、結局相手やを配慮していない行為です。周りの人の気持ちとか、意向や都合を尊重しないことです。しかし、そんなとき、私たちは、自分のほんとうの気持ちもきちんと配慮していないものです。 「なぜ家でのんびりしたいの?」と自分の魂に聞けば、「だって、最近出かけてばかりいてぜんぜん私のことを振り返ってくれていないもん」と言っているかもしれません。 そういった自分の魂の声に耳を傾けたとき、私は、自分がとてもかわいそうな気持ちになると同時に、とても救われた気持ち、そして暖かい気持ちがわいてきます。 そんなとき、相手への余裕も自然と生まれてきます。しかし、余裕がないと、相手も気持ちを察することもできなければ、まして尊重してあげることもできません。ひたすら「休みたいのよ、私は!」とイライラしてしまったりします。 自分の魂の声を聞いてあげることが自分への愛です。自分の思いを伝えるとき、自分がネガティブになっていると感じたら、まずなぜ?と自分に聞いてあげるのが良いでしょう。 週に一回しか更新しないので、また長くなってしまいました。とりあえずなが~い文章を読んでくださりありがとうございました。イギリス情報をもっと送れるように、変則的に週の半ばにイギリス情報のみの日記を設けようと思います。毎週かどうかわかりませんが、良ければ覗いてみてください! 今回も、宜しければこちらをクリックしてください。いつもありがとうございます!! ↓ 人気Blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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