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モスのチリドッグ、辛い~(でもウマー)
連日お出かけしたときに、何度か混み混みの電車で席を譲っていただいた。 感謝しきりなのだが、わたしはどうも譲られるのも譲るのもへたくそだ。スマートに できない。 譲っていただいた時に、たくさんたくさん「ありがとうございます」と思うし言うの だが、なにせ混み混みなので動作も早くせねばならぬ。しかし、子ども抱っこ&巨大 荷物により、さらに付近の方にも気を使って動かなければならない・・・鈍くさいわ たしはもう、あわわあわわなのである。 逆に譲ろうとする際も、タイミングが悪いのか断られてしまうことも多い。お年寄り に多い。気まずい雰囲気と空いた椅子がまた悲しい・・・ そもそも、気づかっていただくのも申し訳ないと基本的に思っており、子どもが一緒 の場合はなるべく空いている路線を選んで目的地にゆく。 しかし、月曜の葛西と水曜の青葉台、どちらも予想に反して混み混みだったのだ(敗 北感)。 月曜の東海道は、つり革にもつかまれず、抱っこ紐も装着しておらず、よれよれだっ た(大迷惑)。すると、本を読んでいたミセスが寄り掛かれる位置を譲ってくださっ た。それだけでも全然楽ちんだった(大感謝)。次の駅に到着したところ、目前のシ ルバーシートに座っていたおじさま(シルバーエイジな方)が「ハイ!替わりましょ う。」と立ち上がってくださった。「ありがとう」の気持ちと「でもあなたの方が必 要では」という気持ちとでまたしても「あわわあわわ、ありがとうございます(結局 座るんかい!)」である。そして、隣で寝ている若者サラリーマンを蹴飛ばしたくな る。シルバーシートなんだぞ、恥ずかしくないのか、ばか者! もちろん口には出せずにいたけれど・・・ そして、おじさまにはもう抱き着きたいくらい感謝感激である。「お、お名前を・・ ・」くらいに。 その後の気分が最悪なんである。「もしかして、わたし『譲って~、誰かぁ~、譲れ ーゴルァ』ぐらいな顔をしてたんじゃないか?」と落ち込むのだ。 もう、どこにもするとこないからここに言い訳しちゃえい! 妊婦時代は、あまりお出かけしなかった(するとしても、すいてる&絶対座れるような シチュエイションで。)ので特に出産後。ずっと、「わたしってもしかして、サトラレ なのでは。」と思うことが多くあった(それだけ助けてもらっているのだけど)。 そういえば、こんなこともあった。 以前住んでいた川崎から、私鉄の急行にのった。むすこを抱っこして(当時10ヶ月 ごろ)。二番目に乗り込んだのだが、結構混んでいた。二人分の席が空いていたが、 一番目に乗り込んだおじさんが、どっかりと中央に腰を降ろしてしまった。まぁ、す ぐだし、と思って「いかんいかん。余裕の顔をしなくては。」と、うっすら笑顔をた くわえて窓の外を見ようとしてみた。ら、「おくさん、おーくーさーん!!」と先の おじさんが大きな声で手招き。「こーこ!座りなさい!!!」と言いながら、さっき は二人分すわってたのに、ちいーさくなっていた(一人分以下になっていた?!)。 ありがたく、お隣に座らせてもらった。 違う日、これまた激込みの銀座線に新橋から乗り込んだ。押し合う程ではないけれど、 結構混んでいる。背中にリュック、前にむすこ。暑い車内でうっすら汗。ここでも、 「全然平気だし。」という顔をして、路線図なんかを余裕で見上げたりしつつ(車内 に貼ってあるヤツ)。そしたら、50代くらいのおばさまが「あなた!」と、ぐいぐい 人を押し退けてまでつっついてくださって、席を替わってくださった。乗った途端に 悲愴な顔で見つめていただいていたのは見えたのだが、だからこそ余裕ですよ!という 顔をしたつもりだったのに(実はかけはなれた顔をしているのかもしれない)。 ベビーカーの運搬もそうである。(こちらも助ける側になるのもヘタクソ。怪しがら れてしまった感じあり。)「よっしゃ」と気合いを入れて、やるきマンマンで持とう とした瞬間に「一緒に持ちましょう。」と声をかけられる。スマートに・爽やかに。 (これ、これをしたい。絶妙のタイミング、爽やか、スマート!) 念のために書いておこうと思うが、逆に「きょうはだめ・・・誰か助けてくれないか な~」なんて思っている日は全然だめ。そういうものなのかな。(やはり心と裏腹 な顔をしているのだったりして・・・) とにかく、あたまに来る狂った人が多いこの世の中。 そうでない方々もいらっしゃると言うこと、嬉しいこと。 自分も、そうありたいということ。 めぐりめぐって、恩を返せるかも、とも思うこと。 思いやりの輪が広がれば、よりよい世の中になると思うこと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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