あゆみん　日々是精進

チビコのおる学校は　10歳になる学年になると「1/2成人式」なるものをするそうな。

どこの学校でもするものかもしれないけれども　ワシの耳にはすごく新鮮で。
ワシらのちっさいころには中学卒業の頃に「元服」の話を聞いたものだ。
「今は20歳が成人なんだけど　昔は15歳でオトナになる儀式をしたんだよね」とね。
そんな話を今はあんまり聞かないんだけど（ワシだけ？）
「男子の儀式」ってあたりがひっかかってるのかな。

それはともかく

チビコは去年「1/2成人式」だったわけね。
でもねぇ・・こう・・・
一人っ子ってのもあるのか　ワシの娘だからなのか　ん・ま～～ったく幼くって。
漫画も「ちゃお」とかにのってる漫画読んでるから　
「シュガシュガルーン」（安野モヨコさんの作品）なんてのを読んでるのをで　
てっきりそういう「恋愛もの」に興味しめしてるんかなって思って
「チビコって　スキなオトコノコいないの？」と　興味津々で聞いてみたのだ。
したら
「オトコノコは乱暴でヤダ」だと。

ちぇ。
おかーさんは幼稚園のときだってすきなコおったぞ。
しかも　体操の先生も好きだったし。

「じゃなんで「シュガシュガルーン」なんて読んでるの？」
（↑なんで　と問い詰めるのもいかがなものかと思うが。うはは）
「だって　魔女なんだもん。かわいいんだもん。」
「じゃさ　このコとこのコはどっちがすき？」
（無理ムリ　そっち方面の答えを引き出そうと必死らしい）
「え～～～　どっちもフツー。
この＠＠＠（名前忘れた。カエルかなんかだったと思う。魔女の手下の魔法使い）が
おもしろくてスキ」

ちぇ。
「かわいいから」なところはまぁ許すとしても　
なぜこの主人公げなかっこいいオトコノコに興味をしめさないかな～　ちぇ。

なんてことも去年の時点ではあったんですが。
今年のチビコはちょっと違う。

いっしょにいるお友達がかわったせいもあるのか　ちょっと変わってきた。

今日もポ＠モンのイベントに行ってきたんだけど
（すごい人人人で人酔いするくらいだったです。ちょっとぐったりしました）
参加型イベントに　居心地が悪そうにしていながらも参加する感じだとか
「ポ＠モンといっしょに走ろう」げな　もちょっとちっちゃいコ向けのイベントには　
まったく目もくれなくて　もっぱらゲーム関係のブース回ってみたり・・・

ちょっとこの雰囲気に違和感覚え始めたかな？・・・って　しみじみしてたら
「おい！チビコ！あっちのDSのカードゲームおしえてもらってこい！
おとーちゃんがはいっていってやったらおかしいだろ？おまえが行け！！
で　おとーちゃんに教えろ!」げな。やれやれ。
チビコは「やだ～」って拒否してたけど・・そりゃそうだろさ。
自分がやりたいなら　自分でなんとかしたらええのに。
・・と　いままでのチビコであれば　言われるままに行ったと思うんだけど
今年はきっぱりだったなぁ。

で　帰ってきてから　貸し本やへ　チビコ＆オットで行ったらしい。
チビコは新しいお友達に教えていただいた「D.Gray-man」ってのを借りてきて
一心不乱に読みふけってました。
ほどなくして
「おかーさん・・・あのね・・・・うぅぅ（泣き崩れる）」
「どしたん？」
「あのね　あのね・・・・・（話を説明しはじめる）でね・・・でね・・・
うわぁぁぁぁん！」

もー驚いちゃいましたよ。
漫画読んで　しかも　こんな少年誌（Jump掲載の作品らしい）読んで泣くなんて！！

ワシはこういうの詳しくないのでいまから読んで見ようとおもうんだけど
親子の情の通い合うシーンだったらしく　もう号泣してました。
そういう　胸が詰まるような思いをしながら漫画が読めるようになったんだなって
ちょっと感激しました。
いつのまにか「ぞろり」読んで喜ぶことから　卒業したんだな・・って。
「人間の気持」を汲み取れるコであってほしいと願ってるので　
この涙の一件はとても嬉しかった～～～～～

でも　少女マンガを与えることにもちょっと不安が。
少女マンガも最近すごいことになってるからぁ
少年漫画読んでるほうが安心・・・・なのかなぁ・・・