蒼い空、藍い海

とりあえず、これで最終巻なんですが・・

すごい不完全燃焼というか、はしょり過ぎですってば～！！！
ＷＯＷＯＷ見てたときもそう思って吠えてたはず（＾＾；）


先の女王が孫娘のことをメトセラ（長生種）のバージルに託していたというのも？？？なら、
メアリーが出てる意味も？？？だし・・。

大体原作２冊分を４話でまとめようとするとこに無理があるんですよ。
メアリーとエステルの確執や、出生の秘密や、スコットランドのあの人（名前忘れた・・）や、
カインの天然なんだけど凶悪なトコとか、もっともっと深く抉り出してもらわないと・・・。
原作ではこの２冊は凄く面白い話なんですよ～！！！

すごく薄っぺらになってる気が・・・（＾＾；）


カインは特に凄く好きなキャラなんで・・何故彼が人類の敵なのか、
抹殺しなければならないのか、あれじゃわかりませんて（＾＾；）
ディートやケンプファーが恐れ慄く彼の力、闇の部分の描写が少ない・・（＾＾；）

救いは中島さんのキャラの美麗さだけ

カインは諏訪部さんの声とも合っていて溜息モノvvv
二の線を崩さないのもよいですけど、
あの原作にあるおのぼりさんのお惚けキャラも出して欲しかったわ。
アレがあるから彼の無慈悲な残酷さも生きてくるのに・・

ボクは何も必要としないもの
それゆえに全てを必要とするもの



火星のシーンでの少年アベルとカインが可愛くて・・・ここは見る価値ありかしら（笑）
カインの声もノジケンに変わってますし・・（笑）

シスターケイトが一瞬プリプリの裕史郎に見えました～（爆）


クルースニク化してデビルマンになったアベルと白い翼の天使のようなカイン
（某兄様の終景白帝剣を思い出した・・・＾＾；）

どう見てもアベルの方が悪でカインの方が善に見えちゃいますけどね（笑）

結局決着も灰色で終わっちゃったのよね（＾＾；）



最後のアベルとイオンの旅立ちのシーン・・

中島さんがあとがきで書かれてる「セスがアベルのお弁当としてイオンを伴につけた」に爆笑しました。