テーマ:暮らしを楽しむ(388434)
カテゴリ:芸術
テレビがないのでDVDわざわざ借りて見るのもな~(パソコンの画面小さいし)
という主人がDVD見ようかと言ってくれたので 見ました。ポニョ。 本当はマトリックス見ようと思ったんだけどなかったので^^ 友達の娘2歳がポニョにそっくりだと思っていたのだけど 見終わったら私がポニョそっくりだと言われました。 これまでうちではポールとかポルちゃんとかポンちゃんと呼ばれていたのですが ポニョとも呼ばれるようになってしまい、持ち物には「P」って書くように言われています。 宮崎作品大好きなので、ポニョはちょっと物足りなかったのですが そうすけ&ポニョには胸きゅんしました。 いつも思うのですが今回は特に、宮崎さんの主人公の描き方というか 人間の捕らえ方が本当にすごくて エゴ、恐れの極めて少ない人まっすぐな人(理想の人)を どうしてこうも魅力的に描けるかな~と感心してしまいます。 そうすけくん5歳は他人のエゴの感情あれこれにほとんど反応しません。 そうすけくんの声の子もまぁーっすぐでほんとにすごい。 もののけひめのメイキングの番組で宮崎さんが あしたかが森の中を木の枝なんかを手で払いながら疾走してゆくコンテを手直ししながら 「あしたかはこんなよけ方はしないんです。これは弱い、言い訳する人間のよけ方だ。 あしたかはこうじゃないんです。」みたいな(かなりいい加減な記憶だけど)ことを おっしゃってて、本当に、そうだよな・・・と思うのです。 わずかコンマ数秒のカットでの所作や表情で人物の中身が表されていくのです。 あしたかの声のえーっと名前をど忘れしましたが 彼のことも「まっすぐな青年を声で演じさせるなら彼の右に出る人はいない」という風に おっしゃってました。 まっすぐな人、というのは実生活ではいそうでなかなか実在しませんが 映画ではぜひ描かれるべきだと思います。 実写だと役者さんが演じきるのはとても難しいので ここは宮崎さんの真骨頂だなと。 彼の世界の登場人物は演技がほんと、完璧なんですよね。 そういうところに彼のものすごい人間愛と理想の高さを感じます。 もうほとんどバカでへんたいの領域なんですけど。最高です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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