テーマ:今日の出来事(292623)
カテゴリ:ヒプノセラピー
イメージが苦手、とおっしゃる方が多いです。
今はスポーツでもビジネスでも成功哲学でも、イメージ、ということが言われています。 セラピーでもイメージを使います。 ヒプノのCDなどをご自分で試したり、本を読んで瞑想したり、 それで、どうもうまくいかない、私はイメージするのが苦手、という方が 本当に多いです。 ですが、ほとんどの場合、それは誤解か早合点です。 まずほとんどの方は、イメージ=映像だと思っています。 ヒプノに関して言えば、ヒプノセラピー=映像が見える不思議体験、とも思っている。 でも、人間の知覚で、視覚化するのが自然、得意、という方は全体の1~2割だと言います。 私の経験だと、1割に満ちるかどうか、という感じ。 ほとんどの方は感覚派。 ごくわずかに聴覚派がいますが、聴覚が強いから何かが聞こえた、という方は これまでいらっしゃいません。 それだと幻聴と区別がつきにくいですよね。 記憶を思い出すときに、声、とか、言葉、を鮮明に心の中で再生されるという体験が 聴覚派と言っていいのではないでしょうか。 私は結構、いろんな人の言ったことをそのまま音で記憶している部分があります。 トーンやニュアンスもそのまま、という感じです。 だからセリフを一度口に出すとすぐに覚えてしまいます。 そんな感じです。 あとは、匂い、というのはとても記憶と結びついていますね。 嗅覚は人間の知覚の中でも最も古い時点で作られた脳が司っているそうです。 進化の過程で恐竜だった頃の脳、みたいな感じだったと思います。 恐竜だったかどうか忘れましたが(ほんといい加減ですみません)、爬虫類かな。 それで、毎年春の匂いをかぐと、新入学の気分とか、 (新入学の時、ワクワク、楽しみな子だと、春=ワクワク。 知らない人がいっぱい、味方がいない、怖い、不安、であれば、春=不安。 さらにその記憶を最初に感じた場面まで遡ると お母さんがいない、見えない=不安、という記憶と結びついていたりします。) 恋の気分とか、そういう気分にひたる、という感じになる方もいらっしゃるのでは。 気温もありますね。 クーラーは全然好きじゃないんですけど クーラーの効いた部屋は ちょっと緊張とウキウキみたいなのがあったり。 いつのどんな記憶から来てるのかなーと辿ってみるとき クーラーの効いた匂いからお部屋が浮かんできて こども部屋にクーラーをつけてもらって ちょっと大人になったみたいな、新しい世界、みたいな記憶で、 そばに妹もいて、どんな顔してたか、と意識をむけてみると、笑顔で、 小学校低学年、みたい。… と、こんな感じ。 でも、それを思考の力で思い出そうとすると 「子供の頃、子供部屋にクーラーがついたのはいつだろう?」…? なにか特別なシチュエーションでなければなかなか思い出せないんですよね。 今すごくでまかせに記憶についてたどったけれど それだけでも子供の頃の家の中とか、部屋とか、 まだ小さい弟、妹、おばあちゃんの座ってる姿、のとか 随分出てきました。 例えばイメージって、こんな感じなんです。 五感を駆使してたどっていく感じなんですね。 がんばってビジュアル化しようとすると、思考と記憶が混同してしまうので かえって逆効果な場合もあるくらいです。 以上は超基礎編です。 今日はこの辺で^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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