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テーマ:食べ物あれこれ(50354)
カテゴリ:マンゴー
というわけで長らくおまたせした今年最後のレポートといきたい。
今回は気合を入れてアジア編ということでアジア食品店からマンゴーものを見つけてきた(喜)♪ それはこれら合わせて6品!!やはりどちらかといったらアジアはアジアでもマレーシア、インドネシアなどといった常に暑い気候のところの製品が多い。以前ミシェルが紹介してくれたドライマンゴーだって、フィリピンの製品だし、やっぱりマンゴーは暑い国で採れるものだ。 先ずはマンゴージュース2種類だ。 アジアのソフトドリンクって当たりもあればものすごいハズレもある。 パッケージでもって色彩や味がよく見えなかったりして、国によっては果汁何%なんて表示もない。本当にマンゴーなのかも怪しいところだが、ここはパッケージ系のドリンクということで詳細はともかくその表面に描かれた絵でもって購入の判断を下した。更に言えば安売りしていたから買ってしまったというのもある。まあ、マンゴー味だから間違いがないとは思うのだが。両方ともインドネシアのドリンクで、いずれもビタミンCが入っているということらしく、なんとなくヘルシー嗜好ではある。両方ともキンキンに冷やしてさっそく風呂上りに飲み比べてみた。 左はサンキストCファンタスティックマンゴー。サンキスト…?ってアメリカのオレンジやレモンの会社でなかったか?いや、それも怪しいもんだな…。しかしここでちゃんとパッケージを読んでみると、トレードマークはカリフォルニア、USAとなっているので、こいつはどうやら正真正銘のサンキストもののようだ。じゃ品質はまずまずだろう。外観をみてもなんとなく外資系がついてますっていう感じで英語が主体の出で立ちだし(笑)。 で、おもむろにコップに開けて飲んでみる。 「ん!色が薄い…?」と思ったら、前々からマンゴーのネクターを飲み親しんでいた私はこの色の薄さに人工の感じを受けてしまったのだが、考えたらこれはネクター程ネットリとした喉越しでなく、普通にサラサラジュースだ。マンゴーの果肉のようなオレンジかかった真っ黄色の色ではない。考えたらこのパッケージに描いてあるマンゴー、アップルマンゴーのような皮が赤くなるものとは違う種類のもののようだ。だから味もちょっと違うのだろうか…?甘さは控えめなんだが、あんまりファンタスティックって感じではない。でもさすがはサンキスト悪くもなく、かといって特別よくもない優等生的な味だ。 ここで水でもって口をゆすいで、右のもう一つのABC社(?)のものを。マンゴー味なのだが、タイトルがMANGGAって書いてある。マンゴーじゃなくてマンッガだ!(笑)ローカルの感じがまじまじと見て取れるのだが、あちらの国ではこう呼ぶのだろうか…。 とりあえず、グラスに開けるとサンキスト同様サラサラではあるのだがより色が濃い。 味も濃いのか?早速一口…。グビッ。 「お!これ、なかなか味が濃くて美味…ん?ゲッ!なんじゃこりゃ!!後味ワルッ!」 よくよく甘さも吟味してみれば、なんだかくどいぞ。人工的な甘さというか...。何にもまして飲んだ後にすぐやってくるアフターテイスト、最悪(泣)...。アフターテイストが来ないように次から次ぎへと飲んでいけばいいのかとゴクゴク行ったら、なんだか気持ち悪くなってしまった。そして押し寄せる最悪なフィニッシュ。救いようがない(泣)。 というわけでハズレという烙印を押させてもらう。ううう、気持ちワル。 (ハルノソラさんがマンゴー食べすぎるとアレルギーになるっていう気持ちがなんとなく分かったような...。) 次はマンゴーソフトキャンディー。 パッケージの絵は四角い粒が描いてあるにも関わらず、小さい袋を破いてみると中から出てきたのは丸い濃いオレンジ色の粒だった。マンゴーの色、そして香りがすごくいい。 食感はハイチュウのようなやわらかチューイングキャンディー。味はすごく濃厚で、マンゴーハイチュウとくらべても圧勝してしまうと思われる!(森永、危うし!) うわ、これほんとおいしい! このインドネシアのソフトキャンディーはなんとも侮れない。 次はマンゴー・プディング・ウィズ・ヨーグルトテーストとマンゴーフレイバープディング。両方ともマレーシアの製品だ。 まずは前者。飲茶に言ってデザートに出てくるマンゴープリン、には程遠い。でも開封したと同時になんともマンゴーの甘い香りが鼻腔をくすぐる。実はこの商品は他にもシリーズで違う味があって、ライチ、パイン、バナナなどがあり、極めつけはなんとグァバまであった!(今回はマンゴー特集なのでぐっと我慢した。) よくみればヨーグルトの味とブレンドされているということで、早速食べてみると、つるっとした水ようかんのような食感が気持ちいい。舌の上でマンゴーと、カルピスを思わせるかのようなヨーグルト製品の甘み(ヨーグルトキャンディーのような甘みといえば近い。)がとろけていく。うんうん、マアアアンッガ~~~~!これもうまいぞ!! お次は一口プディングなのだが、実はこの手の一口ゼリーはNZのスーパーマーケットから発売禁止のお咎めを受けた。というのもちっちゃい子がこれをチュルっとやって喉につまらせたという事が起こってしまったからなのだ。しかし未だにアジア食品店で売っているというのもどんなもんだろう。多少サイズが長いから大丈夫なのか?いずれにしても食文化にタフなアジア系の人間にはそんなのお構いなしなのだ。 早速一つチュルンと言ってみる。 ん~…前のヨーグルトのやつに比べて若干クセがある。生マンゴーを食べたときのようなかすかなクセのある甘みを再現したかのような味。まずくはないがこのクセを許せるかゆるせないかで好き嫌いが別れるところのような気が。 しかしながら、まだ私が幼い頃、よくべーやんマザーがこの一口ゼリーを買ってきてくれて、よく冷凍庫に入れてアイスみたいにして食べたっけ…。 「!!!」 という訳で何個か冷凍庫に入れてみて待つこと数時間。 で、取り出してみれば、キンキンカチカチだ。 さっそくたべてみると、うんうん、シャリシャリシャッキリな食感が暑い季節にはもってこい。けど、一気に食べると頭がキンキンとくる!ノーマルが食すのに1秒とすれば、冷凍はキンキン頭にならないように細心の注意を払いつつだと、10秒くらい時間をかけてじっくり味わえるのだ。(冷たいからね。) でも凍らせた方がおいしく感じるので残りはすべて冷凍庫行きが決定した。 そして今回最後に紹介のものはなんだかやばそうな感じがプンプンのこの品。 今までのものは正直、外見からなんとなく味が想像がつきよう。 しかしこいつは見ていても全く予想がつかない、タイが生んだチリ入りマンゴーの漬物だ!!!正式名称は「プリザーブド・スイート&サワーマンゴー・ウィズ・チリ」とある。 初めて見つけた時は正直目を疑った! 果物のくせになんで漬物なの?と突っ込みどころはたっぷりあるが、これはご飯のお供として食べればいいのか、そのままでいけばいいのか…。 よくよく見れば中国語で芒果(マンゴー)「甜酸辣」(ティエン・スゥワン・ラー)とある。「あまずっぱからい」ってどうゆうこと?? 「そりゃマンゴーだから甘いよな。」(ティエン) 「これはなに、梅干みたいにくだものを漬物にするから酸っぱいの?」(スゥワン) 「チリがはいっているんだもんなあ、そりゃ辛いはずだわな。」(ラー) ええい、考えててもしょうがねえ!いっちょ喰ったるか!! 恐る恐るパッケージを開けて取り出す。 なんというかたくあんみたいではないか。においはあんまりない。ほのかに酸っぱそうな香りが。 おもむろに一口齧る。カリッ!モグモグモグ… うーん、熟れていない青いマンゴーってこんな感じなんだろうという食感。 「ん!おお!でも味はほのかにマンゴーの甘さがくるね!(ティエン)ん!!!な、何!!すすす、すっぺーー!!!喉がやける!!(スゥワン)う、うへええ!!!あ、あれ?舌がちょっとヒーっとしてるような?(ラー)」 ああ、見事だよ、見事に文字通りやられたよ…(泣)。 しかもなんだかすごい繊維質というかスジが多いみたい。 手を出してはいけない代物だったのね。どうしよう、たった一口食べただけなのにカルチャーショック受けすぎてしまって、一切れ終わらすのもままならないのに、袋にはたっぷり残っているではないか…。 うーん、どうしようかな、これ。 晩御飯のおかずの白身のフィッシュフライと一緒に食べてみるか。 皿にのっけてみる。 ↑見てくれ、本当にまるでたくあんじゃないか!! 神妙な面持ちでもあり、半分ヤケでフライと一緒に口の中に放り込む! モグモグモグ……。 ん?んんん!!おおおおお!!!!、い、いける!!!いけるよーーーこの組み合わせ!!!! どうやら揚げ物とは相性がいいようだ!ほのかなマンゴーの甘みが引き立って(ティエン)、酸っぱさが口をさっぱりとさせてくれて(スゥワン)、辛味もアクセントとして楽しめる!!(ラー) ピンで勝負は厳しいけれど、フライにピクルスのようなノリで食べればいいんだな!マンゴー漬け、グーーッ!!! というわけでこれで今年のマンゴー報告書終わり。 ♪Fat Freddy's Drop - This Room お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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