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カテゴリ:生活、暮らし
私の好きな花のひとつにジャカランダという花がある。 これはおそらく南半球(?)で見れる花だと思うのだが、NZにあるポフツカワ(通称:クリスマスツリー)に並んで、初夏、つまりは年末に薄紫色の花を咲かせる。この花が満開になると桜がピンクの木になるようにまるで木全体が薄紫色になってしまい見ていてすごく綺麗だ。 このジャカランダと出会ったのは私がまだ大学生の時、一人で南アフリカに旅行に行った時だ。ジョハネスバーグの郊外にあるバックパッカーズから街中心へ向かう時、バスに乗ろうと交通量のある大きな通りに出て、歩道橋を渡った瞬間に目に入ったのは、車がせわしなく通る道路よりも至るところに見えた薄紫色の木々だった。近くだけでなく遠目でもすぐ見て取れる薄紫のかたまりに思わず見入ってしまって、異国情緒を漂わせるその光景は今でも記憶に焼きついて忘れない。 あまりの綺麗さに感動してその当時つけていた日記に花をひとつ押し花にしたくらいだ。 そして数年後、NZでも段々この木を見るようになって今では定番になりつつある。 夏を迎える季節に近所や至るところでこの薄紫の木を見かける度、初めて見た時を思い出し、南アフリカへの旅行を思い出しつつ、しばしきれいな薄紫に見入ってしまうのだ。 ♪Mike Kinnery - Touching Tongues (Piano version) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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