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漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

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2009.05.19
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カテゴリ:紫煙のゆらぎ




                   すしまるのひねもすのたり腹の上 2  










                 紫煙のゆらぎ・ すしまるの日々のしあわせ 










僕は寒がりだから未だに羽毛のベストを着るが、
それを好んで腹の上に乗って来るすしまるは暖かいが重い。

夏場は絶対に寄っても来ないが、
冬場になると腹といわず背中といわず足の上と言わず擦り寄っては、
鎮座ましませて気持ちよさそうにのたりかなとなる。

最初はこちら側としても暖かいのだがだんだん重くなってきて参ってしまう。
こちら側から強制的に排除しない限り延々とひねもし続け、
重い動けないしだんだん息をするのが苦しくなってとてもつらい。

玉地すしまるは猫であるにもかかわらず、我輩は人間であると確信したネコであって、
生きながらに解脱なされた弥勒菩薩のような最愛の奥様を頂点に、
孫のひなた画伯、玉地すしまる・次女・僕・長女・長男の順列で自らの位置を決めているようだ。

近所のデブネコに比べれば半分ぐらいの重さであるが、あやつらデブネコの家庭では、
どんな苦行に耐えているのだろうかと思うとおかしくなってくる。

すしまるとて以外に重いが、ウブドはテガランタンの3才の子猫タマは、
すしまると同じぐらいの大きさだが、野性に近い状態で蛇などの生肉を食しているからか、
むちゃくちゃに重くてたまりません。











社団法人日本漫画家協会会員・参与

                              玉地 俊雄



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最終更新日  2009.05.19 15:47:03



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