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漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

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2019.10.19
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カテゴリ:紫煙のゆらぎ


ヨットで気候変動会議まで大西洋を2週間かけてやって来たグレタトゥーンベリさんの根性と決意

グレタ・トゥーンベリさんは16才の女性である。
飛行機だと大量の化石燃料を排出し温暖化を進めるから風力ヨットで大西洋を横断してきた。
小泉進次郎は飛行機のファーストクラスでステーキを喰らいつつノウノウとやって来た。

彼女は怒る。
パフォーマンスではなく本当に怒ってスピーチを叫んだ。

気候変動に関する政府間パネルが出した最高値を見ても2018年1月1日にさかのぼっても、
世界が放出できる二酸化炭素はあと420ギガトンしかありません。
すでにこんにちでは其の値が350ギカトンにまで減っています。
それなのにこの問題化解決できるかのようなふりができますね。
変わり映えの無いやりかたで目標値と言った利害関係に基づくおとぎ話を騙るだけで。

だから今のままの放出レベルでは8年半以内に二酸化炭素の放出許容量を超えてしまいます。
しかもこの値に沿った値や計画は未だ提示されていません。

なぜなら、
この値はあなたたちにとって不都合すぎるからです。
あなたたちが未熟なゆえ現状をありのままに伝えたくないからなのです。

つづく

                                   玉地 俊雄





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最終更新日  2019.10.19 00:00:06



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