2023/05/10(水)05:00
鼠小僧次郎吉の次は皇女和宮
太田宿中山道会館の企画展示の続きです。
鼠小僧次郎吉の次は皇女和宮です。
皇女和宮と言えば、任孝天皇の第八皇女で
14代将軍・徳川家茂に降嫁して正室になった方です。
興し入りの日程は1861年(文久元年)10月20日に
江戸に向かって御降嫁の行列が京都を出立し、
10月27日に岐阜県鵜沼宿で御昼食をされ、
太田宿でお泊りになりました。
警護や人足を含めると総勢3万人にもなった行列で
その長さは50キロメートルだったそうです。
その際に出された瓦版が展示されていました。
それがこちらです。
もの凄い行列だったことがよくわかります。
当時の御休憩、御宿泊所の本陣の建物模型です。
現在は脇本陣が残るだけです。
当市は毎年皇女和宮を中心に姫行列を再現して
今まで39年間続けてきましたが、
諸事情によりどうも今年が最後になるようです。
これも時代の流れでしょうか。
昨年の姫行列の様子です。
最後に宿木(やどりぎ)を見上げながら帰ってきました。
(完)