2023/05/23(火)05:00
奈良の旅6・飛鳥寺 前編・曽我入鹿の首塚まで
橿原神宮、本薬師寺跡、藤原宮跡と回って、
ちょっと一休みがてら昼食。
この日の奈良は気温が33度と高く
水分補給を十分しましたが、塩分補給も十分に。
橿原オークホテル1階の売店で埴輪まんじゅうを買いました。
埴輪の形をした埴輪饅頭は甘さ控えめで北海道小豆の餡を
ふんわりしたカステラで包んであります。
形は武人、馬、壷、鈴の4種類入っていました。
食後のおやつも食べた後は、
飛鳥寺へ向かいました。
では中に入りましょう。
境内には見どころがたくさんありましたが、
あまりにも多かったのでこれだけ載せます。
本堂前にはバス何台も連ねて学外研修に来た
小学生が大勢いて
順番に本堂に入って見学しているので、
本堂は後にすることにしました。
裏の方に回り
寺の境内西側に出ました。
するとこの看板に目が行きました。
飛鳥寺西門跡が残っていました。
そしてこれが曽我入鹿の首塚です。
小学生に説明している男性の話に聞き耳を立てていると、
645年に起こった歴史上有名なクーデター、
大化の改新につながる曽我氏の暗殺計画で、
政権を私物化した曽我入鹿を中大兄皇子、中臣鎌足らが
殺害し、その首をはねたら
その首が600メートル飛んできた所だと話してました。
(飛鳥板蓋宮ではねられた入鹿の首は
宙を飛んで藤原鎌足を執拗に追い掛け回したため、
ここに埋めて供養したという説もあります)
小学生たちはそれぞれのノートに一生懸命メモしていました。
中大兄皇子が皇太子となり曽我氏一族は滅んで
一連のクーデターは終わったのです。
(詳しくはネットで検索してくださいね)
私たちも飛鳥寺へ戻りました。
そして本堂へ入りました。
(続く)