睡眠のサイクルは90分くらいを1単位として一晩に4~5回程度
くりかえされます
不眠症は睡眠の程度や質のトラブルです
なかなか眠れない入眠障害、睡眠時間が短く早く目覚めてしまう
早朝覚醒型不眠、眠りが浅く時々目が覚めてしまう途中覚醒型
不眠などのタイプに分かれます
時差や光、騒音などの外的な要因の環境性不眠もあります
いろいろな要因がありますが、眠りのメカニズムを正常にもどせば
入眠できます
脳内の松果体から分泌されるホルモンにメラトニンがあります
メラトニンは明暗に反応し、睡眠と目覚めのリズムをつくり
体内時計に働きかけます
暗い状態になると目から脳への信号が松果体に伝わり、メラトニンが
働き出し、眠気にさそわれます
明るい状態になるとメラトニンの働きがゆるくなり、身体は起床モードです
この繰り返しが一生続くのですが、メラトニンの分泌量は加齢とともに
減少します
話題になっているのが、5ーHTPとよばれるヒドロキシトリプトファンです
メラトニンの前駆物質であるセロトニンの生成を促す働きがあります
セロトニンの量が増えればメラトニンの量も増え、よく眠れるので
睡眠障害の治療にも使われます
カモミールやバレリアンなどのハーブも神経の沈静作用があるので
不眠症には効果的です
不眠症に有効なハーブ、栄養成分
☆カノコソウ(バレリアン)
鎮静効果があります
欧米では不安神経症の治療にも使われています
生理前症候群の緩和にも効果的
☆レモンバーム
ミントの一種でレモンに似たさわやかな香りがあります
不眠症のほか頭痛や緊張緩和などにも効果的
☆テアニン
緑茶成分で鎮静作用があります
テアニンを投与すると脳内もリラックスしてα波が出現します
☆セントジョンズワート
別名 西洋オトギリ草
ヨーロッパ原産の野菊で鎮静作用があり、就寝前に服用すると
睡眠誘導作用があります
☆ビタミンB6
精神安定作用のある神経伝達物質、セロトニン作りに働きかけ
これが不足すると神経過敏や不眠を招きます
☆カルシウム
精神を安定させる重要な働きがあり、不足するとイライラが増し
眠れなくなります
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