キョウエイリュウが菊の舞台で返り咲く&ばんえい甲子園がはじまる。
11月7日(土)に最高気温20.4度を記録した帯広。立冬とは思えぬ陽気の中で、3日間の開催が始まりました。土曜はABC散水が実施され、馬場は軽め。日曜も前夜に少しではありますが雨が降り軽め。ただ、ゴール前では止まる馬や脚色が鈍る馬が多くみられ、見応えのあるレースが多く行われました。そんな中、日曜のメインには3歳の重賞2冠目「ばんえい菊花賞」が行われました。各馬がスタートを切り、道中半ばまで勢い歩を進めます。キョウエイリュウ、ブラックサファイア、カイセドクターらが僅かに抜けるシーンもありましたが、ほぼ横一列で第2障害に着きます。各馬が続々と仕掛けると、人気を集めたブラックサファイアが膝をつきます。他馬は、じわりじわりと障害を上がる中、キョウエイリュウは勢いよく力強い踏み込みで一気に障害を降りると、素晴らしい切れ味を見せゴールに向かいます。これを2番手以降おりた、カイセドクター、ゴールドハンターが猛追します。しかし、キョウエイリュウは先頭のまま歩ききり、ばんえい菊花賞を制覇。2歳2冠馬キョウエイリュウが復活の勝利を果たしました。※主催者から頂いた写真です2着にはカイセドクターが入りました。3着にはゴール間際で詰まったゴールドハンターを交わしたキタノボブサップが入りました。勝利したキョウエイリュウは2歳時に「ナナカマド賞」「ヤングチャンピオンシップ」に続き重賞3勝目。管理する村上慎一(むらかみ・しんいち)調教師は「ばんえい菊花賞」8年振り2度目の制覇。騎乗した松田道明(まつだ・みちあき)騎手は22年振り2度目の制覇となりました。プレイヤーインタビューはこちらからどうぞ。↓ ↓ ↓ ↓第45回ばんえい菊花賞BG2キョウエイリュウ障害を勢い良く登る格好、そして下ってからの脚。本来のキョウエイリュウが戻ってきたようです。2歳時「イレネー記念」を獲れなかった雪辱を、ハンデ差なしの3冠目「ばんえいダービー」で獲ることが出来るのか?注目ですね。★ばんえい甲子園がはじまりました!今年も2歳2冠目の「ヤングCS」出走を目指し、ばんえい甲子園がはじまりました!1戦目の「第33回南北海道産駒特別」は粘るマルモタイショウをゴール前で差し切ったキリンゴウが勝利しました。管理する西弘美(にし・ひろみ)調教師は「今日は(勝利を)もらえた感じだね。馬自体は少しずつ身が入った感じだね。」とコメント。馬体重も増加傾向ですが、馬の成長を感じているようでした。レースはゴール前でマルモタイショウが苦しくなり、トップハンデのジェイマーサが交わして2着。マルモタイショウは3着でした。まずはキリンゴウ、ジェイマーサが「ヤングCS」への切符を掴みました。★藤本匠騎手が4400勝を達成11月7日(土)の第4Rで藤本匠(ふじもと・たくみ)騎手がコウシュハボルトで通算4400勝を達成しました。レース後、お話を聴きに行きましたら「あっ、そうなんだあ。まあ、もう少し頑張るわ。」とコメント。5000勝は?と、聴くと「いやあ、それは無理だ」と笑顔で応えてくれました。今季ここまでリーディング4位の活躍。流石に5000勝は、という事ですが、まだまだ匠の技が見られそうですね。★もう1つの「ばんスタ」ご視聴ありがとうございました!今回もゲストとの競馬トークや、地域の情報、視聴者の皆様からのおたより紹介や音楽をお送りしました。またまた多くの方にご視聴頂きまして本当にありがとうございました。今回のテーマは「とかちマッシュ」で、鎌田きのこ株式会社の船橋和仁さんにリモートでご登場頂きました。※プレゼントの募集は終了していますとかちマッシュが出来るまでや、歴史など写真を交えながら紹介して頂きました。携わった人達の苦労ももちろんですが、思っていた以上に奇跡が生んだものなんですね。興味深いお話しありがとうございました。また、ばんえい競馬でもお馴染みの目黒貴子さんにもリモートゲストでご登場頂きました。真剣な予想と面白トークが炸裂し最高でした。いつもありがとうございます。そして天の声として、というか放送機材の準備から音響や映像の運営の全て。1人で6~7人役ぐらいをこなしています。坂田博昭さん、いつもありがとうございます。また、こちらでも解説者としてご出演頂きました。競馬ブック定政紀宏さん、今回は新聞の読み方の解説もして頂きました。ありがとうございました。競馬ブック木本利元さんも、いつも、本当にありがとうございます。次回の「もう1つのばんスタ」の放送予定は12月29日「ばんえいダービー」、30日「ヤングCS」の2日間。2日連続の重賞開催日!2日連続の「もう1つのばんスタ」です!!またまた、お付き合い宜しくお願いいたします。さて、土曜・日曜の出来事を9日(月)に書いていましたら…。降ってきましたよ、雪が。ああああ。。。。