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2019年09月18日
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カテゴリ:牧場
(前回)
https://plaza.rakuten.co.jp/baneiblog/diary/201903140000/


ばんブロをご購読の皆様、初めてお目にかかります。「私設ばんえい競馬資料館」(​http://banei.no.coocan.jp​)をいうWebサイトを運営している高野直樹と申します。
この度、9月7日(土)~8日(日)に行われた、楽天競馬超テラ盛り会員対象の「第2回ばん馬生産牧場見学ツアー」に同行をさせていただく機会に恵まれました。その様子をご紹介させていただきます。



ばん馬生産牧場見学ツアーですが「ばん馬をさらに好きになっていただき、将来の馬主候補を増やすと同時に、競馬ファンと生産牧場とのコミュニケーションを増やすこと」を目的としているとのこと。今春3月に第1回が開催され、今回は2回目となります。
今回の参加者は10名。北海道外にお住まいの方が多く、ばんえい競馬やばん馬を実際に観るのは初めてという方も多くいらっしゃいました。

まず最初に向かったのはとかち帯広空港のすぐそばにある「ばんえい牧場十勝」。「ジェイ」の冠名でおなじみ小森唯永オーナーが所有する牧場で、繁殖牝馬の数は約40頭。ばん馬の生産牧場としては北海道最大級の規模です。



牧場スタッフの案内で牧場内を見て回ります。




来年のデビューを目指す1歳馬たち。



馬房にいたのはホクショウクインの仔(1歳)。父は豪脚ホクショウダイヤ。



リフレッシュのため生まれ故郷の牧場で休養していたジェイファーストです。馬房から出していただきました。




小森オーナー自ら説明をしてくださいました。今期はすでに7勝と絶好調。オーナー曰く「もっと上を目指せる」とのこと。今後の活躍に期待です。

こちらは同じく休養中の4歳三冠馬マルミゴウカイ。



ばんえい牧場十勝では種牡馬も繋養しています。
今年2月に惜しまれつつ引退したジェイワン。



父カネサブラック(重賞21勝)母ウィナーサマー(重賞2勝)という良血。馬格もあり産駒が楽しみです。

こちらはフランスからやってきた純血ペルシュロン種のファルコ。



一般的に純血ペルシュロン種の種牡馬は、競走馬上がりの種牡馬に比べると小さ目なのですが、このファルコはとっても大きい!

ミタコトナイは蹄鉄の交換中。



当歳馬(とねっこ)と繁殖牝馬もいました。クレッシェンドと当歳牝(父ミタコトナイ)。



こちらは花姫。ニュータカラコマを筆頭に多くの競走馬を競馬場に送り出した名繁殖牝馬です。



花姫の当歳牡。父はナリタボブサップ。



ばんえい牧場十勝。大きく分けて2つの区画があり、全部を見て回るとしたら2時間近くかかるとのこと。今回は時間の都合で第1分場のみの見学となりましたが、当歳馬に1歳馬、繁殖牝馬や種牡馬と、多くのばん馬を間近に見ることができました。
なお、このばんえい牧場十勝ですが、予約無しで来訪して自由に見学することができます。とかち帯広空港から至近でレストランも併設(十勝羊カレーが絶品!)。十勝・帯広にお越しの際には訪問場所の一つとしてご検討いただければ幸いです。詳細は同牧場のWebサイト(​http://baneibokujo.jp​)でご確認ください。

※今シーズンの牧場公開・見学は10月31日までの営業だそうです

続いてツアーは帯広競馬場に移動、ばんえい競馬の観戦です。プレミアムラウンジでじっくり予想をしたり、パドックやエキサイティングゾーンでばん馬を間近に眺めたり。思い思いのスタイルで競馬観戦です。
この日のメインレースは「第2回楽天競馬ばん馬ツアー記念」。表彰式ではツアー参加者がプレゼンターを務めました。



勝利したのは4歳馬ハマノダイマオー。松井調教師、藤本匠騎手に賞状を手渡しました。





翌日の9月8日。朝調教見学ツアー(希望者)の後、今ツアー2つ目のメインイベントへ。
音更町で行われている「第17回北海道総合畜産共進会 馬部門」の見学です。



この全道共進会(品評会)、各地域の共進会で優秀な評価を得た馬が集まり、その中からさらなる優秀な馬を選ぶ大会です。馬部門については4年に一度行われます。本来は昨年開催となるはずだったのですが、2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震の影響で中止、今年の開催となりました。

※この北海道総合畜産共進会の様子については、後日、小久保巌義さん&友香さんがこのばんブロで紹介してくださる、とのことです

審査は2日間に渡って行われました。1日目は各馬の体格を測ったり(測尺)歩様を確認したりをする個体審査。私達ツアーが見学をしたのは2日目の比較審査。一堂に会した出場馬を審査員が比較し、審査を行います。



2歳雌馬。イトサン(父カネサテンリュウ;母金姫)



1歳雌馬で一等一席(最優秀)に選ばれた光富士(父カネサテンリュウ;母ヒカルロマン)。先日はまなす賞を制したキタノユウジロウの全妹です。



北海道和種(ドサンコ)の審査も行われました。静晴。




こちらはポニー。さつき。



各部門の優秀馬を選出した後にはその優秀馬同士でも比較審査を行います。すべての馬の頂点に輝いたのは3才以上雌部門のウィナーサラ(左)。



父トカチタカラ母セブンフラワー。現役時代は25戦3勝、黒ユリ賞4着にも入っています。一緒にいるのは当歳馬(父カネサブラック)。

この北海道総合畜産共進会。生産関係者以外の一般客も見学可能ではあるのですが。開催に関する情報はなかなか得られませんし、会場は公共交通機関が通っていない場所ということで。私達のようなファンにとってはなかなか敷居が高いところであります。今回のツアーでここを訪れることができたのは、大変貴重な機会になったかと思います。

共進会見学の後は競馬場に戻ってランチタイム。場所は競馬場前のミリオンサンテ(​http://million-sante.com/​)。



実況番組でもおなじみ実況アナウンサー太田裕士さんと競馬ブックトラックマン定政紀宏さんをゲストに迎えてのランチ懇親会。定政さんにはレース予想もしていただきました。



メインレース「マロニエ賞」を
 ◎コウシュハウンカイ(1番人気) 1着
 ○ミノルシャープ(4番人気)   2着
とズバリ的中! さすがです。

ランチの後は再び競馬場へ。昨日に引き続き、参加者それぞれ思い思いのスタンスで競馬を楽しみました。


以上2日間、「馬づくし」のばん馬生産牧場見学ツアー。ばんえい競馬が行われている帯広競馬場と、そこで活躍するばん馬を送り出してくれる生産者さん達が働く現場の一端を見ることが出来ました。
「馬」をより深く知ることができれば「競馬」をより深く楽しむことができると思います。ただ、ばん馬やばん馬の生産に関わる情報量は、サラブレッドのそれに比べたら少ないのも事実です。ばん馬生産の現場に直に接することができるこの「ばん馬生産牧場見学ツアー」という取り組み、素晴らしいものだと感じております。

文・写真/高野直樹






最終更新日  2019年09月18日 17時00分06秒
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