再婚主婦の自分みがき

今の主人は子供の頃、家が商売をしていて、
始めのうちは、いい暮らしをしていたらしい。
しかし同じく会社は倒産、夜逃げをして田舎でひっそり
暮らしていた。
そのうち父親が働かなくなり、夫婦喧嘩が耐えなくなった。
ある日、彼が「もう家には帰ってくるな」と
父親を追い出し、それ以来、会ってない。

それから生活保護を受けながら惨めな生活が始まり、
中学時代は新聞配達をしながら、家計を支えてきた。
もらい物のボロボロの自転車、サイズの合わない色あせた制服。

友達とケンカをするたび、貧乏とかボロ家とか馬鹿にされ、
子供の頃からいつか絶対見返してやると思いながら、
成長していった。

そういう人生を送ってきたからこそ、
今のハングリー精神があるのかと思ったりする。

私たちの一緒になるきっかけはｗ不倫だったかもしれない。
でもお互い同じような経験をしたからこそ、理解し、共感し、
これからは助け合って生きていきたい。
と　思った。

独身の若いころではなく、今この時点で出会ったからこそ、
お互い惹かれあい、やっと出会うべき人にめぐり逢えたんだと・・・