2007/12/24(月)07:20
みんなが利用できるということ―マーゲルトフテン・センターA:スウェーデン・デンマーク旅行記63
さてと、今日二つめの記事は(あ、前の記事も読んでね~)
今度こそ、人間のおかあさん&おねえさんが視察してきたシリーズね。
デンマーク、ニーボーNivaa市の地域高齢者センターである
マーゲルトフテン・センターSundheds Center Mergeltoften、
まずはこちら
↓
デイケアセンタースタッフのれくちゃを受ける
通訳は、すみよさんです
ご著書はこちらとこちら
このさ、手前に置いてあるポット!
白に黒いラインが入ってるやつと、黒いやつ。
な~んかさ、
北欧的オシャレ
って感じする。
今回の記事は、マーゲルトフテン、デイケアセンターの内容のうち、手芸工芸のような作品作りと、利用料の若干にしぼります。
人間のおかあさん&おねえさんが視察に行ったのは去年の11月中旬です。
(で、もっと早く記事を書きたかったのですが、人間のおとうさんってば、忙しくて~)
作品作りのとことか、こちら
↓
左上が利用者さんがスタッフさん?他の利用者さん?にPC習ってるとこで
右上が車いすの利用者さんが作ったジオラマ
下の2枚がクリスマスバザーに向けての作品作り
だから、サンタさんとがあるわけです。
でさ、前の記事の「具合が悪くなってからじゃなく、その前から」ってとこでも触れたけども、ここを利用する方は、ニポンのデイケアみたく「具合の悪くなった方」だけではなくて、
趣味の活動をしたい方(工具自分で揃えるなんて、むつかしいよね~)
誰かといたい方(どんな人でも、ひとりぼっちっていやだよね~)
社会的・身体的トレーニングをしたい方(ジムって高いよね~)
食事をしたい方(助成があるから、安いんだ)
元気であろうが、具合が悪かろうが利用できるわけです。
しかもセンターの利用自体は無料。
元気な方や知識やスキルのある方が、自分で出来ない方をヴォランティア的にサポートします。
...何度も言うけど、具合悪くなったから来るんじゃなくてさ。つまりね、元気な方が、具合悪くなってからも続けられるんですよ。これは大事だ!
あ、材料費とかは有料、食事も有料ですが、市の助成があります。
それもあって、1日の利用者はその日のメニュー(食事のだけじゃないよ)によって
50~90人とのことです。
んで、お次はこちら
↓
左上はクリスマスバザーに向けて作った作品右の着物の女性はともこさん
右上は作品(売ってる)
左下はクリスマスバザーのご案内
右下はセンターが持ってる送迎バス
送迎バスは午前のお迎えが4往復、有料ですが、片道5デンマーククローネだいたい100円。
バスは、お迎え以外にも活躍していて、ハイキングや見学、買い物ツアー(買い物って社会訓練だからさ)にも使われる。
これも有料、片道20キロ以内で25クローネ(500円)、それ以外は10~15クローネ(200円~300円)とのことです。
有料に関して付け加えると、パーティーをすることもけっこうあるみたいですけども、生の音楽+飾り付け+食事(前菜+メインディッシュ+デザート)で100クローネ(2,000円)プラス飲み物代とのこと。
何度も何度も言うけどさ、
元気な方も、具合の悪い方も利用できるっていうの、すごい大切。
しかも、ごく普通にさ。
ニポンのコンサバ政治家や官僚には、
あとコンサバとか国家のことしか考えられないウヨの諸君には
発想しろ!っても無理だな。
...ってとこが、カナシ~よね。
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