|
テーマ:ボディワークのすすめ(485)
カテゴリ:ボディワーク/身体知
![]() 最近、スツール・ワーク(つまり、端座位でのワーク)を洗練させたく、工夫を凝らしている。 S I (注1)でスツール・ワークと言えば、バック・ワーク(背中へのワーク)くらいで、ほとんどのワークはテーブル(施術台)で行なわれる。しかし、体幹から四肢への連携を促す(コオーディネーション・ワーク)ためには、スツール・ワークが適していると思う。 足底と坐骨周辺部を支持基底面とし、それとLDH( lumbo-dorsal hinge )(注2)、MDH( mid dorsal hinge )を関連づけながら(たとえば、重心変動を利用したり、情報入力を工夫しつつムーブメントを導いたり、等々)操作を行なうのである。 (注1) Structural Integration 「構造的身体統合法」の略称。アイダ・ロルフが考案したボディワーク・メソッドの総称。日本では、ロルフィング、シン・インテグレーション、ヘラーワーク、ギルド・フォオ・ストラクチュラル・インテグレーションなどが知られている。 (注2) S I の用語。日本語に訳すと、「腰背蝶番」となろうか。解剖学的な部位ではなく、また「蝶番」と言っても、もちろんそこから身体が「折れ曲がる」わけではない。動きの起点となる場所であり、だいたい T 12 (ばう犬は、少し広い範囲で捉えている)の辺りと言われている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ボディワーク/身体知] カテゴリの最新記事
|
|