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ペトラプト・パルテプト

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気がつくとこんな時間なんです。
でも書きたいことがなかなかまとまらなくって…。

しかも、昨日書いたはず『そこ現』が消えていたりして何かと更新がうまくいかなかったりしています。

それでは時間が無いので今日はこのへんで。

それではまた…。





<今日はこちらを…。>

『そこにあるのは現実…』その4


ある時、蒼星石の人工精霊レンピカが日本人のマスターを見つけた。

翠星石は予想さえしなかったことだが、それでも蒼星石は少しでも姉の負担が減ればと想い一人だけ先に契約を交わした。いつまでも姉に苦労をかけさせるわけにはいかないのだ。
それに新しいマスターは心の優しい初老の男だったし、子供を失って久しくあるのでその寂しさを埋める意味でも自分たちを受け入れてくれるには申し分ない条件だった。

ただ翠星石は少し気に入らなかった。前のマスターのことがあるからだ。

前のマスターは一人暮らしの老婦人であり、他に身寄りもない孤独な生活を送っていた。
翠星石たちは何不自由なくそこで過ごし、やがてマスターが天寿を全うしたと同時に二人と契約がきれたのである。

翠星石はその時考えた。
人間はあまりに短い時間の中で生きている。
これはその人間が老いていたからとかではなく、人間自体が時間に束縛されるからだと。
それでもドールたちは人間無しでは存在できないのも事実であり、自分たちが長く安定した生活を送るにはなるべく若い人間でなくてはならない。
ただし人間が幼すぎてローゼンメイデンに対する理解を得られない場合は契約は成立せず、もし成立してしまったとしても自分たちと契約を維持するのは不可能だ。
世界中から選りすぐって老若男女を問わず生命の力のあるものをマスターとしてきたが、



                   …つづく







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最終更新日  2006/07/23 02:00:40 AM
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