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ペトラプト・パルテプト

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雨ですね…。

といっても、これを書いている今が降っているわけです。

風は気持ちいいぐらい涼しいんですけど、ちょっと強めかな。


ようやく3連休も終わりになったわけですが、なんだかダラダラと過ごしてしまいました。

でも少しはリフレッシュできましたから良かったと思います。


明日からまたハードな毎日になりそうです。少しだけ泣きたい気分ですけどね…。


せっかく秋になったのですから、外に遊びに行きたいんですが思ったよりも時間が無くて辛いです。

来週はがんばって、遊びに行く時間を確保しなくちゃですね。遊びって大事ですからね。


それではまた…。



<正直、どちらにしようか悩んでます>
書く前に割と悩むのが、今日はどちらを書くかと言うことです。そこは思いつきの私ですけど、これが書き出してから、やっぱりあっちだったかなんて事はよくあります。

それで今日は『そこ現』だったのですが、書き出してから筆につまると後悔するわけです。
まぁ日記に連載する形だからキリのいいところで終えればいいんですが、必ずしもそれがベストと言えるもんじゃないっていうのを最近気づきました。

まぁ個人的な問題だけですけどね。




『そこにあるのは現実…』その10



翠星石は鋏による攻撃を如雨露で受けながらも少しづつ中の水を撒いていたのだ。

だが守るので精一杯であったのは事実でもあり、これが成功するとは思えなかったのである。

しかも確実にしとめるために位置を少しずつずらしながら蒼星石の攻撃に耐える必要があり、

最後に追われているフリをして中心に蒼星石を誘導しなければならなかった。


ここで問題が2つある。

一つ目はこの世界には目印となるものがほとんどないためにどうしても勘に頼らざるを得ない。

空でさえ明るい灰色しているのみで文字通り何もない。

二つ目は攻撃を発動させるには人工精霊の名を唱える必要があったということだ。

唱える間は一瞬ではあるが無防備になる。そこを攻撃されると反撃どころではない。


それは全く隙を見せない蒼星石の攻撃に対してほぼ不可能に見えたが、偶然かけた言葉が功を奏した。


蒼星石は無駄な悪あがきを言わせないようにと大きく振りかぶってしまった。

攻撃を打ち払いから突きへと替えるための動作である。

邪魔な如雨露は破壊せんとする目的だったにちがいない。


結果的にはすべてが翠星石の思惑通りに進んでしまった形となった。



何も無いはずの世界に生命樹の枝が突然現れたことに蒼星石はかなり驚かされた。


「うっ!」


小さな悲鳴を上げて、蒼星石は逃げようと試みたが両足首が地面に固定されたかのように動かなかった。

それもつかの間、見る見るうちに両手足の自由を奪われることになった。





                           …つづく





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最終更新日  2006/09/19 02:23:01 AM
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