B.C.B.G.な暮らし
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ブログのトップページにあるアレンジメント。 京都寺町二条にあるお花屋さんのものです。 POUSSE フランス語でプース(新芽や発芽を意味します)と発音しますが、 プーゼと読むのは美術館を意味する「ミュゼ」とあわせた造語だそうです。 京都にいて、 おパリを感じる場所はいくつかあるのですが、 そのうちのひとつ 店内に入って、お花を見ているだけで本当に幸せな心持ちになります。 そういえば、小さい頃、お花屋さんになるのも夢でしたね 洋のお花が圧倒的に多いのですが、どこかしら京の町並に溶け込んでいます。 きっと、それは、プーゼのお花の独特の魅力が パリと京都のセンスを融合したところにあるからだと思います。 パリでは原色が映えるのだけれど、 京都で同じ色をそのまま使っても魅力的には見えません。 パリはパリの、京都は京都にふさわしい色使いがあるのでしょうね。 それを計算した上でのアレンジメント。 これは、秋に行われた作品展のお花。 色使いが何とも言えません。 紫のアレンジはきものやお香を思わせる奥ゆかしい色合い。 とても、高貴で知的な雰囲気が漂っていますね。 そして、 現代のものと伝統的なものの組み合わせを構えることなく実践できるのは、 京都の強みなのかもしれません。 お正月のアレンジなら、こんな感じ。赤のグラデーションが美しい! 和の伝統花材に洋花の色をプラスすることで、 とても洗練した雰囲気に。 まねしてみたいですね。 いつもお世話になっているバレエの先生方へのプレゼントに プーゼのオーナーの滝沢さんは、本も何冊か出版されています。 生け花をする時にも、花の組み合わせなどのヒントになります。 "お花屋さんの花ノート" 時折、開いてみては、目の保養にしています。 バラや桜、あじさいなど、季節を彩るたくさんの花々が登場します。 ちょっとした工夫をするだけで生活に花を取り入れることができ、 潤いある日常が送れることに気付かされるのですよね。 日々、いろいろな感性に出会うことが大切だと思います。
10月のいけばな展 ~その2 2008.11.28 コメント(16)
10月のいけばな展 その1 2008.11.22 コメント(2)
華展が私に教えてくれたこと 2008.11.10 コメント(20)
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