カテゴリ:認識の歩み
プラトンに多大な影響を与えた アカデメイアの数学者に、 アテネのテアイテトスがいます。 プラトンの四元素理論の基礎となった、 「この五種類以外に凸面の正多面体は存在しない」 という証明もテアイテトスだったとされています。 しかし、『原論』は 凸面の正多面体には五種類しかないことを 実際には証明していません。 「原論は、正多面体の 「各面の辺の数と、 各頂点に接する面の数との組み合わせには 五種類しかない」ことは証明していますが、 「各々の組み合わせについて 可能な凸正多面体は一つしかない」ことを 証明してはいません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年11月24日 05時00分06秒
コメント(0) | コメントを書く |
|