カテゴリ:認識の歩み
ソクラテスは、 外の世界から人間の内面に 思索(しさく)の糸をおろしています。 「世界はどうなっているのですか」 と問う人に対して、 ソクラテスは逆にこう問いかけたのです。 「世界はどうなっているのか、 と考えるあなたは あなた自身について何を知っていますか。 人間は何を知っているのでしょう」 ソクラテスはこの質問を人々に投げかけ、 対話することで考えを深め、 人々に「不知の自覚」を教えようと努めました。 「ソクラテス以後」の哲学は、 人間の内面に向かい、 生きることについての問いかけ を始めたことに大きな意味がありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年12月02日 05時00分06秒
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