カテゴリ:認識の歩み
BC624年頃にはギリシャの地に 最古の哲学者タレスが生まれました。 タレス(紀元前624年頃 - 紀元前546年頃)は エーゲ海の東海岸(現トルコ)、 イオニア地方の都市ミレトスの出身です。 そのために彼につながる初期の哲学者たちを、 「イオニア派」と呼びます。 また自然を探求する自然科学の立場を取っていたので、 後世になると自然哲学者たちとも呼ばれました。 さてタレスは、 この世のアルケーは何であると考えたのでしょうか。 答えは水です。 今日では人間の身体の約7割が水であることも、 地球上の生命の根源が水であることも判明しています。 そう考えると、 このことを一言で喝破したタレスの直観力には 恐るべきものを感じます。 タレスは特に測量技術や天文学に通じていました。 「半円に内接する角は直角である」という定理を、 中学生の頃に学んだ記憶があると思いますが、 彼が発見した定理であるといわれています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月13日 05時10分05秒
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