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私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

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2021年10月20日
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カテゴリ:認識の歩み


 ルソーは社会契約によっても
 共同体の構成員が自由気ままに行動するだけでは、
 私利私欲の追求が生まれ、
 政治が機能しなくなることを恐れました。

 そのために
 一般意志という公共の利益を目指し、
 公共の正義につながる、
 統一された概念を重視したのです。

 このルソーの社会契約説における一般意志の存在と、
 孟子における天命という考え方は、
 社会生活の秩序を守る行動の基準として、
 多くの類似性を感じさせます。

 どちらも「人民主権がすべて」なのですが、
 民衆の自由気ままな意志を防ぐためには、
 公共の正義のような道徳的視点が必要であると、
 孟子もルソーも考えていたのではないでしょうか。





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最終更新日  2021年10月20日 05時00分05秒
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