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私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

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2021年12月17日
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カテゴリ:認識の歩み


 ある日、根之堅洲国から戻り
 国作りをしようと思っていたオオクニヌシが
 「出雲の御大(みほ)の御前(みさき)」
 にいたところ、
 波の間から天の羅摩船(かがみふね)に乗って
 やってくる神がいました。

 ミソサザイの皮で作られた服を着た
 小さな身体のその神に名前を尋ねましたが答えません。

 周りにいた神々に聞いても誰も知りませんでしたが、
 多邇具久(たにぐく:ヒキガエル)によると
 久延毘古(くえびこ)ならば知っているだろうとのこと。

 早速、久延毘古に聞いてみたところ、
 「神産巣日神(かみむすびのかみ)の子どもで、
 名前はスクナヒコナでしょう」と答えました。

 そこでオオクニヌシが神産巣日神に事実か否かを尋ねると、
 神産巣日神は確かにスクナヒコナとは自分の子で、
 手の股より落ちこぼれた子であると認めたのです。

 そして、オオクニヌシと兄弟の契りを結び、
 二柱の神で協力して国を作るよう言い渡した
 ということでした。

 オオクニヌシはそれに従い、
 賢いスクナヒコナと共に国土経営に尽くします。

  ところが、まだ国づくりができないうちに、
 この神は熊野の岬へ行き、
 そこから海の向こうの常世の国にいってしまいました。

 オオクニヌシと国を作ったスクナヒコナは、
 国作りが終わるとやがて常世の国(とこよのくに)へ渡った
 と言われています。





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最終更新日  2021年12月17日 05時00分06秒
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