カテゴリ:認識の歩み
シュラクサのアルキメデスが アレクサンドリアを訪れたときに、 アルキメデスの揚水機といわれている 回転体の助けをかりて 水を螺旋(らせん)状に送りあげる 簡単な装置を考案したといわれていますが、 彼自身の発明かどうかははっきりしていません。 しかし、プラネタリウムを作成するときに用いた 三角法の分野での彼の研究は、 後世に道をひらくものでした。 また弱い力で重たいものを動かしたり、 微小な運動を大規模な運動に変換したりする 「てこの原理」は理論物理学の もっとも重要な発見の一つでした。 彼はこの原理を応用し ローマ軍の攻撃からシラクサの都を守るため、 いくつかの機械化した武器を発明しました。 そして、紀元前二百十二年に、 シュラクサがローマ軍に占領されたとき、 彼はある一人のローマ兵の刃(やいば)に倒れたのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年04月25日 05時00分06秒
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