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私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

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2023年06月19日
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カテゴリ:認識の歩み


インドの、
この時代の社会・経済生活に関する資料は乏しく、
どのような政治的単位に分割されていたのか
さえよくわかっていません。

全般的に言って
高い水準の活動がつづけられていたことは
まちがいはありません。

そしてベンガル地方だとか、
カシミールのヒマラヤ山脈の渓谷部の辺境などには、
インド的社会が広がっていきました。

これらの地方では、
ジャングルと沼沢地、丘陵と森林が、
耕作された田園に変わっていったのです。

したがって、
インダス流域の国境地方を
イスラムに取られはしたものの、
全体としてのインド社会は膨脹をつづけました。

このような成功も、
イスラムの脅威に対するインドの反応の
極めて否定的な側面を持つものだった
という事実は消せません。

感受性が固く殻を閉ざしてしまい、
明確に疑問の余地なくインド的なものだけに集中して、
国外からの刺戟を拒否したのです。

その結果、前のグプタ時代に発展した
活発にして稔(みの)り豊かな活動の成果を、
放棄したり軽視したりすることになったのです。





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最終更新日  2023年06月19日 05時00分08秒
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