935444 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2023年06月20日
XML
カテゴリ:認識の歩み


紅海を挟んで、
東アフリカのエチオピアとヌビア、
西アフリカのガーナにそれぞれ地方国家が興り、
文明の華やかな装いを誇りました。

エチオピアとヌビアは、
ローマとコンスタンティノープルから
異端の宣告を受けたモノフィジート派の
キリスト教を受け入れました。

ガーナは土着の信仰のままでした。

六〇〇年以後、文明世界の北と南の全域に、
文明化した生活が広大な範囲に浸透し、
各地に、まったく異なつた
別々の文明の諸要素から成る混合物や結合物を
数多く生みました。

文明の成果に本来そなわった魅力が、
伸張のおもな動因ですが、
たんなる通商のみならず略奪や貢ぎ物の形でも、
文明世界からの物品が大量に流れ込んだために、
各地の族長や王や首領その他の君主は、
彼らが支配する民衆を
文明の誘惑にさらすことになります。

そして、紀元六〇〇年以降には、
旧世界の各地の文明社会は
多量の文物を輸出することができるようになります。

なぜならば、西欧の歴史学では
「暗黒の中世」と呼ばれてきたこの時代に、
各地の文明社会内で、経済的、技術的な力が
著しい発展を遂げたからです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年06月20日 05時10分06秒
コメント(0) | コメントを書く
[認識の歩み] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.
X