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私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

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2024年04月17日
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カテゴリ:認識の歩み


新政権に対する信頼が失われていくときに、
朝廷では、大内裏の造営を計画し、
安芸・周防を料国に宛て、
諸国の地頭にもその費用を課し、
夫役を徴した上に、
期日におくれると
それを倍額にして徴収したので、
新政に対する不満はさらに高まります。

東寺領若狭国太良荘は、鎌倉時代の末、
正安年間から関東御内領として
北条氏の支配を受けていましたが、
建武中興でその地頭職は
東寺に返還せられました。

太良荘の名主たちはこのような処置に
喜悦の思いをしていたところ、
その期待ははずれて、
前代になかったような新税まで賦課され、
農繁期にさえ苛酷な徴収を受けるに至ったので、
その免除を東寺に訴えた文書が残っています。

これは新政権に対する名字百姓等農民の
期待と失望の様を如実に示しています。





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最終更新日  2024年04月17日 05時00分09秒
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