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私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

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2024年07月03日
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カテゴリ:認識の歩み


西欧における神学の領域では、
信仰と理性は、
聖トマス・アクィナス(一二七四年没)や
アルベルトウス・マグヌス(一二八〇年没)
のような神学者の力で、
決定的に和解させられました。

アクィナスの『神学大全』は、
信仰と道徳に関する彪大な数の
疑問に対して権威ある意見と、
注意深く考えられた答えを列記しています。

彼の著書は、
まもなくキリスト教教義の、
なかば公の説明として認められました。

このようにして、
アリストテレス論理学と、
アリストテレスの結論のあるものは、
キリスト教の真理を
是認する仕事にたくみに利用されたが、
この際守られた一般原理は、
信仰と理性は互いに
矛盾しあうことはないけれども、
神学的真理には、
理性ひとりの力では達し得ず、
したがって神の啓示によって
人類に分かち与えられねばならぬ、
という考え方でした。





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最終更新日  2024年07月03日 06時32分24秒
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