カテゴリ:働く母が考えること
同僚Hは、30代後半。
根っからの子ども好きの彼女は、 “子宝”を熱望しているのだが、なかなか願いがかなわない。 そんな同僚Hとの今日の会話。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ H:今朝のテレビで、少子化対策についてやってたの見た? 私:へぇ~どんなの? H:今、子どものいない人が増えているじゃない、その理由について。 みんな社会に不安を感じていて、産むのをためらっているんだったね。 私「ほしい、ほしい」とばかり思っていて、そんなこと考えなかった。 私:でも、産むときって正直言って、そこまでは考えないかも。 H:それとお金。もっと子育てに対する補助とか優遇とかを望むって。 私:月1~2万くれるって言っても、そんなに増えるとは思えないけどぉ。 H:結局は、その“手間”なわけでしょ、一番大変なのは? 私:確かに“手間”が大変だわ(なかなかうまいことを言う!H!)。 じゃあ、具体的にはどうすればいいんだぁ? H&私:う~ん(と考え込むが即答はできず)。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ わが社の将来ビジョンのなかには、 「託児所の設置」という話もあるようだけれど、 さて、実際にこれを利用する人は、というとはたはた疑問。 自宅から遠く離れた会社まで、満員電車に幼子といっしょに乗るのか? その通勤に対する、車通勤を認めたり、時間差などを認めるのか? それよりも、自宅近くの保育園に通わせて、 その保育料を負担してもらったほうが、現実的かもしれない。 企業価値を高めるうえで、こうした“育児支援”は大切なこと。 しかし、社会的に「わが社は育児支援してます!」 というアピールはできたとしても 実際、利用する人の“手間”の軽減ができてなければ意味がない。 少子化対策、さて、なにが一番効果的か? 当事者は、そうそう、お決まりの答えを返してこない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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