テーマ:今日のこと★☆(106225)
カテゴリ:働く母が考えること
メールを日常的に使うようになってから、
手紙を書く機会は本当に減ってしまったが、 先日、とてもすばらしいお手紙をいただいた。 差出人は、東北にいるもう80歳を超えた義母の姉。 本当に美しい文字が流れるように並んだ縦書きの手紙だった。 高齢で遠く離れていることもあり、 実際には一度しかお会いしたことがないのだが、 元気にハツラツとしていて、いっしょにいると心の温かさを感じさせる、 義母の姉は、そんな方だ。 しかし、最近、病院に行ったところ、動脈瘤が発見されたという。 高齢なため手術はせず、日常生活をしながら経過を診ている状態という。 急遽、義父母が会いに行くことになり、 東京銘菓と我が家の近影の写真を おみやげに持っていってもらった。 今回は、それに対して、お礼状をくれたのだ。 その感動するくらい美しい手紙を読んで、 わたしが深~く感じたのは・・・ 「姉と妹、オンナ姉妹でいいなぁ」 ということだった。 義母の姉として、とても義母と私の関係を気づかってくれている そんな思いをさりげなく感じさせる内容なのだ。 (ちなみに義母と私の関係が悪いわけではないので、誤解のないように) 宛名は、夫ではなく私宛にしてくれていた。 東北地方の季節の移ろいから始まる手紙は、 我が家に来て、楽しい時間を過ごした思い出話から、 自分の静かに過ごしている日常を綴っていた。 そして、最後には 「Sちゃん(←義母の呼び名)は、○○さん(←私の名前)のことを いつもとてもほめています~(中略)。 そんなSちゃんですが、これからもよろしくお願いします。 Sの姉より」 私は、本当に誰もが認める事実だが、 決して、 “できた嫁”ではない。 義父母もきっといろいろと思うことがあるに違いない・・・。 しかし、そんな私に対し、少しのイヤミも感じさせずに、 そんな言葉を書いてくれる、心づかいが妙にジーンときてしまった。 ご自身も、ずっと教師をしているお嫁さんと暮らしていることもあり、 “働く嫁”に対しての理解度は、非常に高い。 “(激しく?)働く嫁”をもつ身として、義母はよく話しも聞いていたようだ。 そんなご自身の経験も踏まえて、かけてくれる言葉。 自分の妹と嫁の関係を気にかけてくれる言葉。 その2つが重なって、 なんだか私の心のやわらかい部分を刺激してしまうのだ。 自分一人でがんばっているような気になっているけれど、 私は、まわりの人に囲まれてやっていけている。 美しい縦が書きの手紙は、私にそんなことを思い改めさせてくれた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[働く母が考えること] カテゴリの最新記事
|
|