テーマ:暮らしを楽しむ(387795)
カテゴリ:つぶやき
最近、片寄った本ばかり読んでいるので、
たまには雑誌でも・・・と思って、何冊かペラペラやっていると・・・ 『Grazia』に山口智子のインタビューがあった。 タイトルは「沈黙を破って」。 山口智子といえば、キムタクと競演した『ロン・バケ』。 もう、これも7、8年前の話になる。 ちょこちょことCMなんかに出てはいるものの、 最近、ドラマや映画などで目立った活躍はない。 浮き沈みの激しい芸能界のなかにいて、 露出が少ないにも関わらず、なぜか忘れられない。 「いなくなったねぇ」ではなく、「何してんだろうねぇ」と思わせる、 独特の存在感があると言ってもいい女優さんなのかもしれない。 そんな彼女の「雑誌の取材、久しぶりですよ。」という記事。 今年40歳というけれど、そのクリアな印象は少しも変わらない。 今回の記事は、BSのドキュメンタリー番組で、 ヨーロッパへゴッホの人生を旅した話が中心になっている。 絵を語るには素人の彼女だが、 興味をもったならば、貪欲に知識を得る、 そのパワーはすごい! 知識を十分に高めて、その企画にのぞむ。 それはギラギラとみせつける“やる気”ではなく、 「知りたい」「たくさん知りたい」「もっと知りたい」という素直な気持ちのよう。 「本を読んで勉強することは、単に私の趣味と、 自信のなさの裏返しです(笑)」 それに対する彼女のセリフが、 今の私にピタリとはまってしまい、これには思いがけずドキリ! 95年の結婚を機に、ドラマにはほとんど出ていない彼女。 20代であっという間に人気女優になり、 30代は自分を取り戻すためと考え、日々を送り、 40歳で再び、私たちの前に現れた。 きっと豊かに過ごしたであろう、30代の時間を十分に感じさせる。 眠っているわけではないけれど、 人も“冬眠する (=エネルギーを蓄える) ”時間って、 必要だと思う。 「オンナは40歳からが本番ですからね」 なんてセリフをサラっと言えてしまう。 そして、そんなセリフが似合ってしまう。 いくつになっても“旬”の人でいるためには、 土のなかで過ごす時間も大切なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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