2008/06/11(水)22:59
許さざる者、笹本稜平著、途中経過
今、読んでいるところ
入水自殺したと思われていた兄に、他殺の疑いが持ち上がる。
しかも、兄には、実父により、一億五千万円もの生命保険がかけれらていて、
その保険金は支払われたらしい。
弟と兄の元妻が、真相を暴くべく、弁護士とともに立ち上がる。
しかし、真相に迫るにつれ、仮借ない運命の歯車が、回りだす。
本書は、密度の濃い内容で、スリルもある。
後に出版される「サハラ」は、二段組長編で、展開が大変面白いが、
本書は、一段組みハードカバーで、人の内面のヒダにも迫る。
非常に面白い。
時を忘れて読んでしまいそうだ。