蔵元見学の旅
2月11日はさくらいさんのイベントで蔵元見学へ。今回お邪魔した蔵は、亀甲花菱を造っている埼玉県騎西町の清水酒造さんです。加須の駅からタクシーで10分程度で到着です。酒蔵というよりかは大き目の農家という感じですね。右側が酒蔵になります。まずは事務所に入って社長さんのお話を伺いました。小さい蔵ではありますが、真面目に酒造りに取り組まれている様子がひしひしと伝わってきました。まずは米を蒸して冷やす工程を行うスペースを見せてもらいました。いよいよ蔵の中に入ることに。蔵の中に入ると年季物のタンクが並んでいました。斗瓶が並んでいます。山田錦から造る大吟醸では、斗瓶に詰める順番で酒の味が変わってくるそうです。当日の朝に仕込んだばかりのタンクの中を覗かせてもらいました。発酵が始まったか始まってないかという段階で、タンクの中はまだまだ米という感じでした。タンクが並んでいる蔵の2階です。仕込みのときはここまで麹を担いでタンクの上から入れるそうです。続いて、麹室に入らせてもらいました。麹菌の培養は30℃前後である必要があるので、麹室の中は暖房がかかってました。蒸米に麹菌を培養するときには布団を掛けています。この工程は杜氏さんに完全に任せているそうです。麹菌の培養が終わった麹です。一つまみ食べさせてもらいましたが、糖化していい甘味が出ていました。蔵の奥にある大吟醸のタンクを見せてもらいました。上品な香りが印象的でした。タンクの中の写真はありませんです。本当は吟醸酒のタンクも見せてもらいましたが、写真は撮ってません。2種類のタンクがありましたが、香りの違いがはっきりとわかりました。搾り機も蔵の規模に合わせてコンパクトです。蔵の見学の後は、亀甲花菱を試飲させてもらいました。写真にある7年古酒以外にも山廃の5年古酒のぬる燗等を飲ませていただきました。どのお酒もすいすいと入っていく美味しいお酒でした。瓜の粕漬けにチーズを合わせたおつまみも頂きましたが、これも美味でしたね。最後に白カラスにも挨拶してお別れです。本当にありがとうございました。