テーマ:相撲(1569)
カテゴリ:カテゴリ未分類
さんしょ丸の相撲熱が止まらない。
「もう堪忍して。」とお願いするまで 暇さえあれば相撲の話をずーーーーーーーーーーーーーーーっと、 している。 こないだの9月場所で力士の名前と格付けを沢山沢山覚えた。 あと誰が勝ち越しで誰がそうでなかったかも。 毎日一緒に相撲ダイジェストを見てて 私が「誰やこいつ」と思っていても 間髪なく「千代大龍!」と言ってのける。 しかも合ってるし。 こんなマイナーな力士を。 こんな小難かしい名前なのに。 こないださんしょ丸のために 「なんかおもしろい相撲グッズ売ってないかな~」と、 ネットを検索していたら、 へったくそな似顔絵の色んな力士のキーホルダーが、 沢山載ってるページがあった。 さんしょ丸は興味津々。 小さい画像のまま、 「これは誰か分かる?」と聞いてみたら すごい正解率だった。 このひどい似顔絵でよく分かるなあ。 私が知らない力士も言い当てた。 なんで私がそれが正解と分かったかは、 写真の下に力士の名前が漢字で載っていたからである。 さんしょ丸はもちろん漢字が読めない。 前置きが長くなっちゃったが、 一緒に毎日相撲を見てて、 当然お気に入りとそうでない力士が出てきた。 私がこの人好きだわ、と思った中に嘉風(よしかぜ)がいる。 私は相撲のエキスパートではないから何とも言えないんだが、 戦い方が正々堂々としていて、相手が荒々しくても (しつこくて容赦ない顔への張り手とか。いやらしい技だなあと思う。) 冷静に、しかしガッツたっぷりに応戦していく。 9月場所では、私が知る限り派手な流血を3回はしていた。 しかし誰を恨むでもなく、「多少の怪我はつきもの」と 非常にクールなのもストイックでステキだなあと思った。 ま、力士って「俺はスゴイ」とか「あいつがムカつく」とか 自分本位な発言をしないのが定石となってるけど。 彼の場合は上っ面なが感じがしなくて ほんとにストイックで謙虚な努力家、という雰囲気がいい。 そしていつも微笑んでるような表情なのもいい。 こないだ嘉風の画像検索してたらこんなのが出てきた。 それを見て思った。は、八郎! 八郎と言うのは秋田に伝わる昔話である。 小学生の頃本屋で母に「自分で選んだ絵本を買ってあげる。」と言われて 表紙に惹かれこれを選んだ。いわゆるジャケ買いですな。
絵本を見て母は絶句し、「ほんとにこれでいいの?」と聞いた。 かわいいやつとか猫のお話とか思ってたんスかね。 この本、表紙からしてマッチョやもんね。 私は「これがいい。」と言って買ってもらい、 母の心配とは裏腹に、楽しく読んだ。 ま、結末はちょっと悲しいんだけど。 秋田に生まれた大男の八郎の話。 やさしくて力持ち。 全編、秋田弁で書かれてある。 激しい津波を彼の力で止める話である。 力強くて優しくて。まるで嘉風そのものじゃないのさ。 相撲のやり方を見てこの人好きだなあ、と思ったけど、 もしかしたら風貌が八郎に似ているというのを潜在的に思って あ、好きだこの人、って思ったのかなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/10/15 09:00:05 AM
コメント(0) | コメントを書く |
|