メルボルンの日本人

あーもうまた相撲の話ですみません。

こないだの9月場所では四人の横綱のうちの三人が欠場した。
まあ残念。でも連日大入りだったそうですが。

みなさんのお気に入りの横綱は誰ですか。
やっぱり日本人の稀勢の里？
それとも圧倒的に強い白鵬？
渋いところで鶴竜？

全開の場所では日馬富士だけが横綱として奮闘した。

私はここ数年NHKのニュースセブンで相撲速報を
なんとなーくゆるーく見ていて、
白鵬つよいな、かっこいいな、色男だなあ、
日馬富士は横綱なのになんかよく負けてるな、
あんまり強そうな感じじゃないけどな、なんて思っていた。
相撲の事なんかよく知りもしないでただ漠然と。

ここ数場所、さんしょ丸が相撲にドはまりして、
一緒にちゃんと（前はなんかやりながら、片手間にというほどの
関心度だった）見てみて、
白鵬、強くてすばらしいけど、なんか、「あざとい」？
と思うようになってきた。
（ファンの方すみません）

いつもカメラ目線でキメ顔がある。
きっと、「俺はイケる、俺はカッコイイ」
と思っているに違いない。
ま、アスリートはそーゆー風に精神的に自分を高めて
試合に臨んだりするんでしょうが。

あと、「わあ強い。」「あざやか。」「さすが。」
と思う戦いっぷりのこともあるけど、
なんか「猫だまし」とかですね、なんちゅーか
「横綱が使う技か？」みたいな、「コスい技」もいろいろ
使ってらっしゃいますよね・・・。
ショーマンとして、客に喜んでもらえるように
いろいろやってんでしょうかね？

あとなんか、控え室で髪を結ってもらってる時に
肩と膝に大きいバスタオルをかけてたんだけど
タオルがビトンであった。
ううう。成金みたいで嫌。
いいタオルが使いたいんだったら今治タオルでいいのに、
これみよがしなホログラム柄ってのがなんか。
後援会からのプレゼントとかかもしれませんけど。

それに比べて今回優勝した日馬富士の戦い方。
まっすぐで、堂々として、クリーン。
後輩力士にも偉そうにせず真剣に敬意を示して
取り組むスタイルの相撲をする人だなあと思った。
ま、相撲に関してはドシロートなんで
「何を言ってやがんでえ」と言われるかもだけど。

と、「日馬富士、いいじゃん。そうか、
こういう横綱だったんだこの人。」
と新しい発見が出来た9月場所ですた。