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テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:仕事の話
その知らせは昨日の朝、朝礼が終わった直後のこと・・・
理事長からの電話で知った。 まだ口外しないように、と上司から言われていて、 職員に知らされたのは、午後2時を過ぎてから・・・ 最初に聞いた時は信じられず、耳を疑った。 しかし、やっぱり現実だった・・・ 職場は違うのだけど、同じ法人で、特別養護老人ホームに 20年も勤続していた方が一昨日の夜、胆のうガンで亡くなったのだ。 享年44歳。 若い、あまりにも早すぎる・・・ 彼女が緊急入院をしたのが、確か昨年10月の終わり頃だったと思う。 みんなで千羽鶴を折ったのだが、「お見舞いには来ないで欲しい」という 彼女の希望(というか、ほぼ『禁止令』に近かったような気がする)で お見舞いに行くのを皆は控えていた。 実は、私は去年の11月に彼女と逢っている。 人間ドッグを行った病院に入院していた彼女に、どうしても 気持ちだけでも届けたくて、お花を持って行った。 もちろん、逢おうなんてことは考えずに病棟の受付で花を渡してもらうように依頼して帰るつもりだった。 受付の人が病室まで届けてくれ、本人にカードを渡したら 「どうぞ」と病室に案内された。 あまり話は出来なかったのだが、突然予期せぬ訪問であっただけに、 彼女は私が話をするとポロポロと涙を流していた。。。 今でも脳裏に焼きついて離れないその顔。 何かを伝えたかったけれど、うまく言葉にならない、そんな感じだった。 「○○さんが辞めちゃうから、××さん(←私のこと)も大変になるね。 頑張ってね。」 それが私に手向けられた最期の言葉。 今日、祭壇に飾られた彼女の笑顔を見たら、熱い思いがこみ上げてきた。。。 さぞ、無念だったことだろう・・・ まだまだやりたいことも沢山あっただろうに・・・ 娘さんもまだ小学校3年生と5年生。 彼女達の成長をまだまだ見守りたかったに違いない。。。 ずっとずっとお年寄りのお世話をしてきて そのお年寄りよりも先に逝ってしまうなんて、、、 今日、入居者の何人かは、お通夜に参列していた・・・ 時に神様は不公平だ。 あんなに簡単に召されるなんて、、、 女性として、母として、そして、介護に携わる大先輩として、 あなたのことは忘れません・・・ どうか、安らかに・・・ご冥福をお祈りいたします・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 8, 2006 10:42:18 PM
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