わたしは今、しあわせ!!
と思える映画を見た。 マンマ・ミーア! ニューヨークを旅行した時、本場のブロードウェイでミュージカル、と言うのに憧れ、 大枚を叩いて?チケットを取ったが、 結果、英語がわからなかったのと(見れば何とかなると思ったが、何とかならなかった) 時差ぼけでどうにも眠くて本場でミュージカル体験は家族全員、 正に泥のように眠る、睡眠時間と消えたのだった。。。 その時ライオンキングと迷って選んだのがマンマ・ミーアだった。 こんな話だったのか。。 その時、内容を理解していたら、一緒に旅した父親や夫とも 違う気持ちでニューヨークの街を歩けただろうに。 どんなストーリーだったんだろう、それが知りたい、そんな気持ちで 予告を見た時から公開されたら見たいなーと思っていた。 前日からABBAのCDをかけてイメトレしてテンション上げて行った私。 曲が流れると歌詞を口ずさむ、脚がリズムを刻む。。。 そしてのめり込んでいく あまり書くとネタばらしになってしまうが、 途中、結婚式の身支度を手伝う母が子を思う歌詞があった。 "Slipping Through My Fingers" Schoolbag in hand She leaves home in the early morning Waving goodbye with an absent-minded smile I watch her go with a surge of that well-known sadness And I have to sit down for a while The feeling that I'm losing her forever And without really entering her world I'm glad whenever I can share her laughter That funny little girl Slipping through my fingers all the time I try to capture every minute The feeling in it Slipping through my fingers all the time Do I really see what's in her mind Each time I think I'm close to knowing She keeps on growing Slipping through my fingers all the time Sleep in our eyes her and me at the breakfast table Barely awake, I let precious time go by Then when she's gone there's that odd melanchoky feeling And a sense of guilt I can't deny What happened to those wonderful adventures The places I had planned for us to go Well, some of that we did but most we didn't And why I just don't know Slipping through my fingers all the time... Sometimes I wish that I could feeze the picture And save it from the funny tricks of time Slipping through my fingers Schoolbag in hand She leaves home in the early morning Waving goodbye with an absent-minded smile ランドセルを背負って「行って来ます!」と手を振る、 そんな日常の何気ない風景に寂しさを覚える日が来る、 一緒にご飯を食べて、笑いあって、一緒に遊びに行って・・ そんなことがとても大切なことなんだといつか気付かされる。 今、この瞬間を止めてしまいたいと思う! そおかぁ。今は一緒に家を出て、手を引いて歩いているが、 やがて近い将来、見送るようになるのね。 一緒に過ごせる今のこの時間の大切さ。 あまり映画で泣かない私が、気がついたら涙が止まらない。。。 結婚式で娘を見送る父親に焦点を当てる、と言うのはよくあるが、 娘を見送る母親の気持ち。 これもいつか来る日、と思っているとあっという間に来るであろう日なのでしょうね。 映画を見るまでは想像もしなかった気持ちを疑似体験。 メリルストリープの爆発的な元気の良さに圧倒されたり、 音楽って良いなぁ、やっぱり歌が好きだなぁ、と思ったり、 女性の生き方や舞台となっている島の美しさなども惹かれたが、 私はABBAの曲で明るく、前向きに生きよう!と元気になったと同時に、 今のこの日々がとても幸せなんだ、 わが子がとっても愛おしいと思えた、 熱くそして見終わったら爽快感を感じた映画だった。