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テーマ:暮らしを楽しむ(388225)
カテゴリ:別荘リフォーム
久々の書き込みになります
今年は軽井沢別荘地のカビ、湿気に関する相談・リフォームが特に多かったです。たくさんのお問い合わせがあったので、発生条件と対策について書いてみました。 ~カビの発生条件~ 別荘等の建築物に発生するほとんどのカビが、5℃~35℃の範囲で発育します。20℃を超えると急速に活気づき、28℃あたりでは繁殖が一番盛んになります。冷蔵庫の中でも夏の暑い時期に頻繁に扉を開閉すると温度が上がるのでカビには快適。低温、高温を好むカビもあるので要注意です。 カビは少しの水分があれば生育します。かなり低い湿度で生育するものもありますが、大部分のカビはジメジメした場所が大好き。湿度が60%を超えるとカビ、ダニが発生しやすくなり、80%を超えるとあっという間に増殖します。 ~カビを発生させないためには~ 栄養、温度、水分、酸素、この4条件のどれか一つを抑えれば、カビの発生はかなり阻止できます。といっても、カビにとって、ホコリや汚れ、人のアカ等があれば、栄養源として十分ですし、酸素は人にとっても取り除くことは出来ません。温度が10℃以下ならほとんどのカビの生育を抑えられますが、ちょっと寒いですね。湿度は通常のカビは60%以下で発育し難くなりますが、好乾性のカビだと60%以下でも発育します。 人が快適に感じる湿度は40%~65%なので、少し乾燥気味かなと感じる50%程度の湿度を保ことが最良の方法のようです。 ~ベストプランニングの軽井沢湿気、カビ対策工事例~ ●24時間換気の設置 →ただし霧の多いところは注意 ●除湿機の設置 →湿度60%以上で作動。室外の空気を入れず湿気のみ放出 ●熱源が外部に設置できる暖房機→温水ヒーター、床暖房など ●珪藻土や炭など調湿機能のある壁材や床下調湿材を使用する →臭いの基となる物質を吸収+分解 ●室外の温度差をなくす→床下・壁・天井断熱改修工事 最近は温暖化が進み、軽井沢のカビも繁殖しやすい環境になっているようです。 軽井沢別荘リフォーム「ベストプランニング」では別荘に関する様々なリフォームを施工しています。お問い合わせは「こちら」まで! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月16日 17時23分58秒
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