あの誤審が何とかならないもんか、を考える。
他サポさんも映像で見たと思うが、ラファエルのボレーは完全にゴールラインを超えていた。なにしろ一番近くで見ていた権田くんが認めてるんだから。自分も線審経験があるからわかるが、あのスピードをあの離れた場所から、自信を持って“ゴール”と判定するのは難しい。自信が持てない場合は当然フラッグを上げない。守備側に怒られるから。あとで“やっぱりゴール”とも言えないので、疑わしきは結局流される。線審は基本的にゴールライン上に立たないし、昨日の場合は、権田くんがブラインドになって見えなかったのかもしれない。主審はCKでもない限りそんな近くで見ていない。実質2人の離れた位置にいる審判では、起こって然るべき誤審だと思う。ゴール裏に審判を増やす、ビデオ判定、マイクロチップとかアイデアはあるみたいだが、金はかかるし時間もかかる。そこで、たしか西部さんがどこかで書いていた解決策を本気で検討してもらいたい。(西部さんも誰かに聞いた話だったと記憶している)「ゴールラインの向こう側に、下り坂の傾斜をつける」という、何とも単純な話。これで結構、フィールド内にボールが戻って来る確率が減る、らしい。素人目に想像しても、そんな気がする。ラインの向こうだけ特別柔らかいピッチにしとけば、ボールの回転も止まるだろうし、さらに精度が上がることが期待できる。それでも中に戻って来たら、よっぽど運がなかったとあきらめもつく。現行のシステムに限界があるのはわかりきったことなので、素直に認めて対策を施してほしいもんだ。結果的に大宮が勝ったから良かったが、まだ24節の試合だから大騒ぎにならなかったが、同じことが2ヵ月後の優勝争い、残留争いが懸かった試合だったら大変だぞ。それに、ゴールなのにゴールじゃないのは、単純に胸クソ悪い。味方だろうと敵だろうと。