GSXの新しい旗艦モデル602シリーズがデビューしました。
45ミリの316Lステンレス・ケースは、存在感があり、
ちょうど今の感覚にしっくり合うサイズ感であります。
私の手首サイズは18センチですが、いかがでしょう。
このブレスレットは、自由に曲がるタイプですので、
私より腕の細い方でも、無理なくフィットすることでしょう。
　いまどきは、もっと大きなケースのファッション時計も存在しますが、
この時計はそれらとは、一線をかくした作り込みがあります。
セイコー製の本格的な自動巻き付き機械を搭載し、
ケースいっぱいの長くて、太い長針と短針を持っています。
当たり前の事のようですが、大型ケースの場合、
長くて太い針は、当然重いので、トルクがあって、ある程度力持ちな機械でないと、
針をしっかりと支えて、回せません。
なんちゃって大型時計に多いのは、普通サイズの時計用の機械を流用したため、
針やインデックスが内側にレイアウトされ、
なんだか不自然なヨリ目な顔になってしまっている残念なデザインです。
その点、602のダイヤル、インデックス、針のレイアウトのバランスは、
絶妙な仕上がりを見せています。威風堂々とした顔付きをしています。
　また、SBKの文字盤は、ワッフル･パターンの非常に美しいデザインです。
良く光るスーパールミノバ夜光は、シックなクリーム色で、
モデルコンセプトの[UNDERSEA SPECIAL OPERATION]の赤いロゴが、
ポイントとして効果的にレイアウトされています。
　20気圧の防水を保つため、ねじ込みロックされたリューズを開放して時計を手巻きしますと、
大型リューズが指に素晴らしい感触を伝えながら、時計を巻上げる事が出来ます。
フルに巻上げると、時計のもち（パワー･リザーブ）は、50時間となっています。
まる二日以上もつ、使い勝手の良い仕様です。
カレンダーはシンプルさの追求からあえて付いていません。
　GSXがはなつ渾身の自信作、GSX602シリーズです。
是非、貴方のパートナーにご検討ください。

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2009-03-31 17:34